下書き

メモ付きのKindle本:

新装版 神との対話2

ニール・ドナルド・ウォルシュ、吉田 利子

注釈の最終更新日: 2021年12月13日 月曜日

309 個のハイライト | 0 個のメモ

黄色のハイライト | 位置: 55

申し訳ありませんが、この形式のコンテンツは表示できません。

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新装版 神との対話2

ニール・ドナルド・ウォルシュ、吉田 利子

注釈の最終更新日: 2021年12月13日 月曜日

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黄色のハイライト | 位置: 100

もっと良くなれるか、もっと大きくなれるか、怒りとちっぽけな 嫉妬、性的なゆがみ、経済的な不公正、愚劣な教育、社会の不平等、政界の秘密、ごまかし、権力闘争などのない世界を創る動力源となれるか──それが課題である。そして、それが可能だという希望を与えてくれるという意味で、明るい。  そんな世界を、わたしたちはほんとうに創れるのか? 神はイエスと

黄色のハイライト | 位置: 104

そして、必要なのは、わたしたちが本気で選択することだけだと

黄色のハイライト | 位置: 283

お互いから身を隠すのはやめましょう。もちろん、自分自身から隠れることも。隠れるのをやめる一番の近道は、真実を語ることです。誰にでも、いつも真実を語ることです。 たったいまから、そしてつねに、真実を語りつづけましょう。自分に、自分自身についての真実を語ることから始めましょう。それから、ほかのひとについての真実を、自分に語りましょう。 つぎに、自分についての真実をひとに語りましょう。そのあとは、誰かについての真実をそのひとに語りましょう。最後に、すべてについての真実をみんなに語りましょう。これが、「真実を語る」五つの段階 です。自由への五つの道です。真実はあなたを自由にするからです。これは真実についての本です。わたしの真実ではなく、神の真実

黄色のハイライト | 位置: 321

さて、わたしの意志があなたの意志になるためには、第一に、あなたはそれを知らなければならない。第二に、受け入れなければならない。第三に、ほめたたえなければならない。第四に、愛さなければならない。第五に、それをわがものとし、 自分の意志だと言わなければなら

✳️【意志と実現】
黄色のハイライト | 位置: 377

人生はつねに創造のプロセスだ。毎分毎分、あなたは自分の現実を創造している。あなたは今日、何か決意しても、明日はそれを選択しなかったりする。だが、〈マスター〉の秘密はそこにある。 つねに同じことを選択しつづける、それが秘密だよ。  何度も何度もくり返すんですか? 一度じゃ、だめなんですか?  何度も何度も、あなたの意志が現実になるまで。 ひとによっては、何年もかかる。〈マスター〉に近づいていれば、何日か、何時間か、何分かでいいかもしれない。〈マスター〉にとっては、創造は瞬間的 だ。意志と体験の間隔がなくなったら、〈マスター〉に近づいたと思えば

✳️【意志と実現】
黄色のハイライト | 位置: 386

気が変わるたびに、宇宙全体の方向が変わることを覚えておくことだ。あなたが何か「決意」すると、宇宙に動きが生じる。あなたの理解を超えた力、あなたが想像するよりも、はるかに微妙で複雑な力がプロセスに介入し、あなたがようやく理解しはじめたばかりのこみ入った力学がはたらく。相互に作用して生命という存在全体をつくりあげるエネルギーがある。あなたの決意が生む力もプロセスも、その 精緻 な網の目の一部なのだ。

青色のハイライト | 位置: 391

それが わたし

✳️【意志と実現】

黄色のハイライト | 位置: 394

ひとつのことについては、心を定め、目的を絞ったほうがいい。それが現実になるまでは、気持ちをそらさないことだ。焦点を定めておきなさい。気持ちを集中させなさい。 それが、「専心」ということだよ。何かを選ぶなら、全力をあげて、心から選びなさい。いいかげんな気持ちではいけない。選びつづけなさい。前進しつづけなさい。決意をもちつづけなさい。  もうだめだ、なんて思ってはいけないんですね。  そう、その

✳️【意志と実現】
ピンク色のハイライト | 位置: 420

わたしは、あなたが呼び出すものを創り出す! あなたは考え、感じ、言葉にすることによって何かを呼び出す。単純なこと

✳️決断

ピンク色のハイライト | 位置: 427

「最善」というのは相対的な言葉で、一〇〇もの変数に左右される。だから、選択が非常にむずかしくなる。何かを決意するときに考えるべきことはただひとつ、それが「わたし自身」を表現しているだろうか、ということだ。「わたしがこうあろうとする自分」を明確にすることになるだろう

黄色のハイライト | 位置: 430

人生のすべては、自分の表現であるべきだ。事実、人生とはそういうもの

ピンク色のハイライト | 位置: 442

このことを覚えておきなさい。魂は創造し、理性は反応する。「この瞬間」の体験とは、あなたが何も意識しないうちに、神から送られてきたものであることを、魂の智恵は知っている。 現在(pre-sent)とは、前もって(pre)送られた(sent)という意味なのだ。あなたが探し求めている瞬間に、それどころか、探し求めようと考える前に、わたしは回答を与えている。一瞬、一瞬はすべて、神の輝かしい贈り物だ。現在はプレゼント(贈り物)なのだ

黄色のハイライト | 位置: 450

魂は自分を体験的に知りたがる。自分を体験的に知ることを通じて、わたしを知ろうと

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 452

大きな決断をするときには、理性の外に出なさい。魂の探求をしなさい。 魂は、理性の思いも及ばないことを知っている。 自分にとって何が「最善」かと考えていると、選択が慎重になり、いつまでも決断できず、あなたは期待という海に向かって船出することになる。気をつけないと、期待の海で 溺れてしまう

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 458

 魂はあなたの感情に語りかける。だから、自分の感情に耳をすましてごらん。 感情に従うこと。感情を大切にする

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 462

感情のせいで「めんどう」なことになったりはしない。あなたの感情、それはあなたの真実なのだ

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 463

感情に従う人生ではなくて、感情を理性という機械的なふるいにかける人生がいいと思うなら、そう生きなさい。理性による状況分析をもとに、決断しなさい。だが、そんな機械仕掛けの人生に喜びを求めたりしないことだ。まして、 ほんとうの自分 を賛美できるなんて、思わないことだ。 いいかね。真の賛美とは非理性的なものだ

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 472

正気に戻る」というのは自分のほんとうの感情に戻ることであって、思考に戻ることではない。思考はただの思考にすぎない。理性がつくりあげたものだ。理性が「でっちあげた」ものだよ。だが 感情、それはほんものだ。 感情とは魂の言葉だ。そして、魂こそがあなたの真実だ。さあ、これで納得した

黄色のハイライト | 位置: 480

あなたにはどうすることもできない。 自分の感情を表現しないほうがいいことなど、 ほとんどないだろうね。だが、人間はたいてい、感情を表現しない。不愉快なことにぶつかったらどうしようと不安だから、真実を隠して

黄色のハイライト | 位置: 482

いいかね、覚えておきなさい。メッセージがどう受けとられるかはどうでもいい、それよりもどう送られるかのほうが大事なのだ

黄色のハイライト | 位置: 484

相手があなたの真実をどう受けとるか、そこまであなたは責任をとれない。あなたにできるのは、自分自身の真実を、うまく伝えようとすることだけ

黄色のハイライト | 位置: 485

うまく伝えるというのは、はっきりと、正確に伝えることだけではない。愛情と共感をもって、思いやり深く、勇気をもって、完璧に伝えるということだよ。 半分の真実などということもないし、「残酷な真実」も、「平凡な真実」もありえない。 「神に誓って真実のすべてであり、真実だけ」、それが真実だ。「神に誓って」と言ったね。そこで真実は、愛情と共感という神性を

黄色のハイライト | 位置: 490

だから、「否定的」な感情も表現しなさい。だが、破壊的に表現してはいけ

黄色のハイライト | 位置: 491

否定的な感情を表現しないで、内にためこんでいると、 いつまでも消えずに

黄色のハイライト | 位置: 500

否定的な感情を放出し、解放することが大切なのだよ。外に出すこと、自分の前に置いてみること。そのときはじめて、はっきりと見えてくるし、ほんとうにそう信じているかどうかもわかる。みにくいことでもすべて口に出してしまうと、もう「真実」とは思えなくなるのに気づくはずだ。恐怖や腹立ち、怒りをすべて表現してしまうと、もうそうは感じていないと気づくはず

青色のハイライト | 位置: 514

ひととして挑戦すべき最大の課題は、「いまここで、あるがままに」ということだ。ものごとをでっちあげないこと! 現在(つまりあなたが考えるより先に、前もって〈pre〉送られた〈sent〉時)についての考えをつくりあげるのをやめなさい。ただ、いま、その時に身をまかせ

黄色のハイライト | 位置: 517

いまという時は、自分へのプレゼントだ。そこには、壮大な真実の種がひそんでいる。あなたが覚えておきたい真実だ。だが、その時が訪れたとたんに、あなたは考えをつくりあげようとする。その時に身をまかせるのではなくて、外側に立って、判断をくだそうとする。だから、反応する。 前にしたとおりに 行動

黄色のハイライト | 位置: 525

それぞれの瞬間をきよらかに、前もって考えたりせずに迎えれば、あなたは 過去の自分を再現するのではなく、自分を創造することができる。 人生は創造のプロセスだ。ところがあなたは、再現のプロセスのように生きて

黄色のハイライト | 位置: 536

過去の体験を無視して、その時に入ってゆきなさい。いま、ここでとりくみなさい。新しい自分を創造するためには、いま何をしたらいいかを見つめなさい。それが、ここであなたがしていることだ。この世に、この時間に、この場所に、あなたは自分を知るために、こうありたいと思う 自分を創造するためにいる。それが人生の目的だ。人生はいつまでも続く再創造(re-creation)のプロセスだ。 あなたは自分が考える最高の自分のイメージに従って、自分を創りつづけているのだ

黄色のハイライト | 位置: 564

あなたがたはみんな、自分に価値がないと思っている。だから、イエスの名において願う。あるいは、聖母マリアの名において。「守護聖人」の名において。あるいは、神の子の名において。あるいは東洋の精霊の名において。誰かれかまわず、いろいろな名を使うけれど、自分の名だけは使わ

✳️実現
ピンク色のハイライト | 位置: 567

願えば与えられるだろう。求めれば、見つかるだろう。 叩けば、開かれるのだ

✳️実現
ピンク色のハイライト | 位置: 583

イエスは、一体性を示すことで神性を示した。どこでも(誰とでも)すべてとの一体性、統一性を見ていた。そこで、彼の意識とわたしの意識がひとつになった。そうなれば、彼が「現れよ!」と呼びかけるものなら何でも、その神聖な瞬間に、彼の神聖な現実のなかで実現

✳️実現
黄色のハイライト | 位置: 589

あなただって、キリストの意識をもてるのだよ。  どうすればいいんですか?  そうありたいと願えばいい。そうあることを選択すればいい。だが、毎日、毎分、選択しつづけなければならない。 人生の目的 にしなければなら

ピンク色のハイライト | 位置: 609

あなたはいまだに、車の修理や電話の請求書や、自分が創り出したドラマが人生だと思っていて、そのドラマの創造者が人生だとは思っていない。あなたは、どうして自分のドラマを創りつづけているのか、まだわかっていない。ドラマを演じるのに忙しくて、それどころではないの

✳️実現
黄色のハイライト | 位置: 616

あなたは「キリストの精神」になりたいのかな? それなら毎日、毎分、キリストのように行動しなさい(どうすればいいか、わかりません、と言ってもだめだよ。キリストが示したではないか)。 あらゆる環境で、キリストのようでありなさい(できないと言ってもだめだな。彼はちゃんと指示を残しているではないか)。 助けがないわけではない。求めればいいのだ。わたしは、 毎日、 毎分、指針を与えている。どちらへ曲がればいいか、どの道をとればいいか、どんな答えをすればいいか、どう行動すればいいか、何を言えばいいか、それを知っている細い静かな声、それがわたしだ。ほんとうにわたしとひとつになることを、わたしとの魂の交流を望むなら、どんな現実を創造すればいいか、細い静かな声は知っている。 わたしの声に耳をすまし

ピンク色のハイライト | 位置: 639

わたしは時の終わりまで、つねにあなたとともに

青色のハイライト | 位置: 655

何でも役に立つことを、実現できることをしなさい。祭儀、式典、論証、瞑想、思考、歌、言葉、行動、「ふたたび結びつく」ために必要なことなら、何でもしなさい。 わたしを思い出しながら、実践し

黄色のハイライト | 位置: 663

⑦魂は、理性には思いも及ばないことを理解

ピンク色のハイライト | 位置: 664

⑧自分にとって何が「最善」か(どうすれば得るものが最も多く、失うものが最も少なく、欲しいものが手に入るか)を考えるのはやめ、自分らしいと感じることを

黄色のハイライト | 位置: 665

⑨自分の感情が自分の真実。自分にとっての最善とは、自分にとっての真実だ。 ⑩思考と感情は「 ちがう」。思考は、こう感じる「べきだ」という考えにすぎない。思考と感情が混同されると、真実はくもって、失わ

青色のハイライト | 位置: 683

それじゃ、「昨日」とか「明日」はどうなるのですか?  あなたがたの想像の産物だ。あなたの理性がつくり出したものだ。究極の現実には存在しない。 かつて起こったことはすべて、 いま 起こっているし、将来起こることはすべて、 いま 起こって

青色のハイライト | 位置: 688

「時」は継続ではない。垂直ではなく、水平な相対性の要素だ。ただし、「左から右へ」というふうに考えないこと。ひとりの人間の誕生から死まで、線を描くように時が存在しているとか、時とは、宇宙のある時点からべつの時点までの線だとは考えないこと。「時」は「上がったり、下がったり」するものだよ! いまという永遠の瞬間を表す、はかりのようなものと考えればいいかな。 そのはかりの上に、紙の束がのっていると考えてごらん。それが時の要素だ。それぞれはばらばらだが、 同時に 存在している。全部の紙の束がはかりの上にある! 未来にあるように、そして過去にあったように……。あるのは、ただひとつの時、この瞬間、いまという永遠の瞬間だ。 すべてが、いまこの瞬間に起こり、わたしは栄光に輝いている。神の栄光を待つ必要はない。 わたしはあなたがたをそんなふうに創った。 なぜかって、待ってはいられないからだ!  わたしはわたしであることが幸せだから、それをわたしの現実に出現させるのを待っていられなかった。 だから、 バーン、そら、出現した。いま、「 そのすべて」がある! これには、はじまりもなければ、終わりもない。すべてであるもの、それはただ存在する。 その存在のなかに、あなたが存在する。そして、あなたの最も偉大な秘密も存在する。 あなたは意識のなかで、この存在のなかのどんな「時」にも、どんな「場所」にでも、移動することが

青色のハイライト | 位置: 703

時間のなかを旅行できるということですか?  そのとおり。おおぜいが旅をしているよ。それどころか、全員がしている。ふつうは夢と呼ばれる状態のなかでね。 ほとんどのひとは、それに気づいていない。旅をしているという認識をもちつづけることができないからだ。だが、そこにはエネルギーが 膠 のように付着している。充分に付着していると、そういうエネルギーに敏感なひとには、あなたの「過去」や「未来」がわかる。彼らはエネルギーの残りを感じたり、「読みとったり」できる。そういうひとたちを、予言者とか、超能力者と呼ぶ。 また、エネルギーの残りがたくさんあると、あなた自身の限られた意識のなかでも「ここには来たことがある」と感じることがある。「これは前にもあった」と気づくことがある!  デジャヴュ(既視感)ですね!  そう。それに、誰かに会ったとき、このひとは 昔から知っていた、 永遠に 知っているひとだと感じる、あのすばらしい気分だね! あれは驚くべき感情、不思議な感情だ。そして、真実の感情だ。 あなたは相手の魂を、 永遠に 知っている!  永遠というのは、たったいまということだよ! あなたはときどき、はかりの「紙の束」の上のほうをめくったり、下のほうをめくったりして、すべての紙を見る! そこにあなた自身を見る。なぜなら、 どの紙にもあなたの一部があるのだ

黄色のハイライト | 位置: 722

わたしは、すべてを 一度に 創造した。その すべて が、 たったいま、同時に存在して

黄色のハイライト | 位置: 725

あなたは存在のすべての面であり、存在するもののすべての部分だ。どの部分も、そこにはめこまれた全体意識をもっている。どの要素も、全体の 痕跡 を宿している。「認識」とは、その目覚めた意識の

青色のハイライト | 位置: 728

あなたの存在のすべての面が、自分に気づくということ。言葉どおりの意味で、 自己を意識する こと

ピンク色のハイライト | 位置: 742

苗木だから完璧ではないということじゃない。幼い子供もおとなと同じように完璧だ。 完璧そのものだ。彼らは自分の完璧さを損なうことなど、何もできないし、知らないのだから。子供は過ちを犯す。立ち上がり、よちよち歩きをし、転ぶ。また立ち上がり、よろよろと歩き、ママの足にしがみつく。だからといって、子供が完璧ではないということになるかな? とんでもない、その逆だよ! 子供は 完璧そのものだ。欠けることのない、ほめたたえるべき完全な存在だ。そして、あなたもそうなの

黄色のハイライト | 位置: 768

人生とは、自分が何者であるかを決め、それを体験するプロセスだ。あなたは視野をひろげながら、そこにあてはめるべき新しいルールをつくる! 自分についての考えをひろげながら、新しい正邪や、イエスとノーでそれを

黄色のハイライト | 位置: 100

もっと良くなれるか、もっと大きくなれるか、怒りとちっぽけな 嫉妬、性的なゆがみ、経済的な不公正、愚劣な教育、社会の不平等、政界の秘密、ごまかし、権力闘争などのない世界を創る動力源となれるか──それが課題である。そして、それが可能だという希望を与えてくれるという意味で、明るい。  そんな世界を、わたしたちはほんとうに創れるのか? 神はイエスと

黄色のハイライト | 位置: 104

そして、必要なのは、わたしたちが本気で選択することだけだと

黄色のハイライト | 位置: 283

お互いから身を隠すのはやめましょう。もちろん、自分自身から隠れることも。隠れるのをやめる一番の近道は、真実を語ることです。誰にでも、いつも真実を語ることです。 たったいまから、そしてつねに、真実を語りつづけましょう。自分に、自分自身についての真実を語ることから始めましょう。それから、ほかのひとについての真実を、自分に語りましょう。 つぎに、自分についての真実をひとに語りましょう。そのあとは、誰かについての真実をそのひとに語りましょう。最後に、すべてについての真実をみんなに語りましょう。これが、「真実を語る」五つの段階 です。自由への五つの道です。真実はあなたを自由にするからです。これは真実についての本です。わたしの真実ではなく、神の真実

黄色のハイライト | 位置: 321

さて、わたしの意志があなたの意志になるためには、第一に、あなたはそれを知らなければならない。第二に、受け入れなければならない。第三に、ほめたたえなければならない。第四に、愛さなければならない。第五に、それをわがものとし、 自分の意志だと言わなければなら

✳️【意志と実現】
黄色のハイライト | 位置: 377

人生はつねに創造のプロセスだ。毎分毎分、あなたは自分の現実を創造している。あなたは今日、何か決意しても、明日はそれを選択しなかったりする。だが、〈マスター〉の秘密はそこにある。 つねに同じことを選択しつづける、それが秘密だよ。  何度も何度もくり返すんですか? 一度じゃ、だめなんですか?  何度も何度も、あなたの意志が現実になるまで。 ひとによっては、何年もかかる。〈マスター〉に近づいていれば、何日か、何時間か、何分かでいいかもしれない。〈マスター〉にとっては、創造は瞬間的 だ。意志と体験の間隔がなくなったら、〈マスター〉に近づいたと思えば

✳️【意志と実現】
黄色のハイライト | 位置: 386

気が変わるたびに、宇宙全体の方向が変わることを覚えておくことだ。あなたが何か「決意」すると、宇宙に動きが生じる。あなたの理解を超えた力、あなたが想像するよりも、はるかに微妙で複雑な力がプロセスに介入し、あなたがようやく理解しはじめたばかりのこみ入った力学がはたらく。相互に作用して生命という存在全体をつくりあげるエネルギーがある。あなたの決意が生む力もプロセスも、その 精緻 な網の目の一部なのだ。

青色のハイライト | 位置: 391

それが わたし

✳️【意志と実現】

黄色のハイライト | 位置: 394

ひとつのことについては、心を定め、目的を絞ったほうがいい。それが現実になるまでは、気持ちをそらさないことだ。焦点を定めておきなさい。気持ちを集中させなさい。 それが、「専心」ということだよ。何かを選ぶなら、全力をあげて、心から選びなさい。いいかげんな気持ちではいけない。選びつづけなさい。前進しつづけなさい。決意をもちつづけなさい。  もうだめだ、なんて思ってはいけないんですね。  そう、その

✳️【意志と実現】
ピンク色のハイライト | 位置: 420

わたしは、あなたが呼び出すものを創り出す! あなたは考え、感じ、言葉にすることによって何かを呼び出す。単純なこと

✳️決断

ピンク色のハイライト | 位置: 427

「最善」というのは相対的な言葉で、一〇〇もの変数に左右される。だから、選択が非常にむずかしくなる。何かを決意するときに考えるべきことはただひとつ、それが「わたし自身」を表現しているだろうか、ということだ。「わたしがこうあろうとする自分」を明確にすることになるだろう

黄色のハイライト | 位置: 430

人生のすべては、自分の表現であるべきだ。事実、人生とはそういうもの

ピンク色のハイライト | 位置: 442

このことを覚えておきなさい。魂は創造し、理性は反応する。「この瞬間」の体験とは、あなたが何も意識しないうちに、神から送られてきたものであることを、魂の智恵は知っている。 現在(pre-sent)とは、前もって(pre)送られた(sent)という意味なのだ。あなたが探し求めている瞬間に、それどころか、探し求めようと考える前に、わたしは回答を与えている。一瞬、一瞬はすべて、神の輝かしい贈り物だ。現在はプレゼント(贈り物)なのだ

黄色のハイライト | 位置: 450

魂は自分を体験的に知りたがる。自分を体験的に知ることを通じて、わたしを知ろうと

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 452

大きな決断をするときには、理性の外に出なさい。魂の探求をしなさい。 魂は、理性の思いも及ばないことを知っている。 自分にとって何が「最善」かと考えていると、選択が慎重になり、いつまでも決断できず、あなたは期待という海に向かって船出することになる。気をつけないと、期待の海で 溺れてしまう

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 458

 魂はあなたの感情に語りかける。だから、自分の感情に耳をすましてごらん。 感情に従うこと。感情を大切にする

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 462

感情のせいで「めんどう」なことになったりはしない。あなたの感情、それはあなたの真実なのだ

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 463

感情に従う人生ではなくて、感情を理性という機械的なふるいにかける人生がいいと思うなら、そう生きなさい。理性による状況分析をもとに、決断しなさい。だが、そんな機械仕掛けの人生に喜びを求めたりしないことだ。まして、 ほんとうの自分 を賛美できるなんて、思わないことだ。 いいかね。真の賛美とは非理性的なものだ

✳️決断
ピンク色のハイライト | 位置: 472

正気に戻る」というのは自分のほんとうの感情に戻ることであって、思考に戻ることではない。思考はただの思考にすぎない。理性がつくりあげたものだ。理性が「でっちあげた」ものだよ。だが 感情、それはほんものだ。 感情とは魂の言葉だ。そして、魂こそがあなたの真実だ。さあ、これで納得した

黄色のハイライト | 位置: 480

あなたにはどうすることもできない。 自分の感情を表現しないほうがいいことなど、 ほとんどないだろうね。だが、人間はたいてい、感情を表現しない。不愉快なことにぶつかったらどうしようと不安だから、真実を隠して

黄色のハイライト | 位置: 482

いいかね、覚えておきなさい。メッセージがどう受けとられるかはどうでもいい、それよりもどう送られるかのほうが大事なのだ

黄色のハイライト | 位置: 484

相手があなたの真実をどう受けとるか、そこまであなたは責任をとれない。あなたにできるのは、自分自身の真実を、うまく伝えようとすることだけ

黄色のハイライト | 位置: 485

うまく伝えるというのは、はっきりと、正確に伝えることだけではない。愛情と共感をもって、思いやり深く、勇気をもって、完璧に伝えるということだよ。 半分の真実などということもないし、「残酷な真実」も、「平凡な真実」もありえない。 「神に誓って真実のすべてであり、真実だけ」、それが真実だ。「神に誓って」と言ったね。そこで真実は、愛情と共感という神性を

黄色のハイライト | 位置: 490

だから、「否定的」な感情も表現しなさい。だが、破壊的に表現してはいけ

黄色のハイライト | 位置: 491

否定的な感情を表現しないで、内にためこんでいると、 いつまでも消えずに

黄色のハイライト | 位置: 500

否定的な感情を放出し、解放することが大切なのだよ。外に出すこと、自分の前に置いてみること。そのときはじめて、はっきりと見えてくるし、ほんとうにそう信じているかどうかもわかる。みにくいことでもすべて口に出してしまうと、もう「真実」とは思えなくなるのに気づくはずだ。恐怖や腹立ち、怒りをすべて表現してしまうと、もうそうは感じていないと気づくはず

青色のハイライト | 位置: 514

ひととして挑戦すべき最大の課題は、「いまここで、あるがままに」ということだ。ものごとをでっちあげないこと! 現在(つまりあなたが考えるより先に、前もって〈pre〉送られた〈sent〉時)についての考えをつくりあげるのをやめなさい。ただ、いま、その時に身をまかせ

黄色のハイライト | 位置: 517

いまという時は、自分へのプレゼントだ。そこには、壮大な真実の種がひそんでいる。あなたが覚えておきたい真実だ。だが、その時が訪れたとたんに、あなたは考えをつくりあげようとする。その時に身をまかせるのではなくて、外側に立って、判断をくだそうとする。だから、反応する。 前にしたとおりに 行動

黄色のハイライト | 位置: 525

それぞれの瞬間をきよらかに、前もって考えたりせずに迎えれば、あなたは 過去の自分を再現するのではなく、自分を創造することができる。 人生は創造のプロセスだ。ところがあなたは、再現のプロセスのように生きて

黄色のハイライト | 位置: 536

過去の体験を無視して、その時に入ってゆきなさい。いま、ここでとりくみなさい。新しい自分を創造するためには、いま何をしたらいいかを見つめなさい。それが、ここであなたがしていることだ。この世に、この時間に、この場所に、あなたは自分を知るために、こうありたいと思う 自分を創造するためにいる。それが人生の目的だ。人生はいつまでも続く再創造(re-creation)のプロセスだ。 あなたは自分が考える最高の自分のイメージに従って、自分を創りつづけているのだ

黄色のハイライト | 位置: 564

あなたがたはみんな、自分に価値がないと思っている。だから、イエスの名において願う。あるいは、聖母マリアの名において。「守護聖人」の名において。あるいは、神の子の名において。あるいは東洋の精霊の名において。誰かれかまわず、いろいろな名を使うけれど、自分の名だけは使わ

✳️実現
ピンク色のハイライト | 位置: 567

願えば与えられるだろう。求めれば、見つかるだろう。 叩けば、開かれるのだ

✳️実現
ピンク色のハイライト | 位置: 583

イエスは、一体性を示すことで神性を示した。どこでも(誰とでも)すべてとの一体性、統一性を見ていた。そこで、彼の意識とわたしの意識がひとつになった。そうなれば、彼が「現れよ!」と呼びかけるものなら何でも、その神聖な瞬間に、彼の神聖な現実のなかで実現

✳️実現
黄色のハイライト | 位置: 589

あなただって、キリストの意識をもてるのだよ。  どうすればいいんですか?  そうありたいと願えばいい。そうあることを選択すればいい。だが、毎日、毎分、選択しつづけなければならない。 人生の目的 にしなければなら

ピンク色のハイライト | 位置: 609

あなたはいまだに、車の修理や電話の請求書や、自分が創り出したドラマが人生だと思っていて、そのドラマの創造者が人生だとは思っていない。あなたは、どうして自分のドラマを創りつづけているのか、まだわかっていない。ドラマを演じるのに忙しくて、それどころではないの

✳️実現
黄色のハイライト | 位置: 616

あなたは「キリストの精神」になりたいのかな? それなら毎日、毎分、キリストのように行動しなさい(どうすればいいか、わかりません、と言ってもだめだよ。キリストが示したではないか)。 あらゆる環境で、キリストのようでありなさい(できないと言ってもだめだな。彼はちゃんと指示を残しているではないか)。 助けがないわけではない。求めればいいのだ。わたしは、 毎日、 毎分、指針を与えている。どちらへ曲がればいいか、どの道をとればいいか、どんな答えをすればいいか、どう行動すればいいか、何を言えばいいか、それを知っている細い静かな声、それがわたしだ。ほんとうにわたしとひとつになることを、わたしとの魂の交流を望むなら、どんな現実を創造すればいいか、細い静かな声は知っている。 わたしの声に耳をすまし

ピンク色のハイライト | 位置: 639

わたしは時の終わりまで、つねにあなたとともに

青色のハイライト | 位置: 655

何でも役に立つことを、実現できることをしなさい。祭儀、式典、論証、瞑想、思考、歌、言葉、行動、「ふたたび結びつく」ために必要なことなら、何でもしなさい。 わたしを思い出しながら、実践し

黄色のハイライト | 位置: 663

⑦魂は、理性には思いも及ばないことを理解

ピンク色のハイライト | 位置: 664

⑧自分にとって何が「最善」か(どうすれば得るものが最も多く、失うものが最も少なく、欲しいものが手に入るか)を考えるのはやめ、自分らしいと感じることを

黄色のハイライト | 位置: 665

⑨自分の感情が自分の真実。自分にとっての最善とは、自分にとっての真実だ。 ⑩思考と感情は「 ちがう」。思考は、こう感じる「べきだ」という考えにすぎない。思考と感情が混同されると、真実はくもって、失わ

青色のハイライト | 位置: 683

それじゃ、「昨日」とか「明日」はどうなるのですか?  あなたがたの想像の産物だ。あなたの理性がつくり出したものだ。究極の現実には存在しない。 かつて起こったことはすべて、 いま 起こっているし、将来起こることはすべて、 いま 起こって

青色のハイライト | 位置: 688

「時」は継続ではない。垂直ではなく、水平な相対性の要素だ。ただし、「左から右へ」というふうに考えないこと。ひとりの人間の誕生から死まで、線を描くように時が存在しているとか、時とは、宇宙のある時点からべつの時点までの線だとは考えないこと。「時」は「上がったり、下がったり」するものだよ! いまという永遠の瞬間を表す、はかりのようなものと考えればいいかな。 そのはかりの上に、紙の束がのっていると考えてごらん。それが時の要素だ。それぞれはばらばらだが、 同時に 存在している。全部の紙の束がはかりの上にある! 未来にあるように、そして過去にあったように……。あるのは、ただひとつの時、この瞬間、いまという永遠の瞬間だ。 すべてが、いまこの瞬間に起こり、わたしは栄光に輝いている。神の栄光を待つ必要はない。 わたしはあなたがたをそんなふうに創った。 なぜかって、待ってはいられないからだ!  わたしはわたしであることが幸せだから、それをわたしの現実に出現させるのを待っていられなかった。 だから、 バーン、そら、出現した。いま、「 そのすべて」がある! これには、はじまりもなければ、終わりもない。すべてであるもの、それはただ存在する。 その存在のなかに、あなたが存在する。そして、あなたの最も偉大な秘密も存在する。 あなたは意識のなかで、この存在のなかのどんな「時」にも、どんな「場所」にでも、移動することが

青色のハイライト | 位置: 703

時間のなかを旅行できるということですか?  そのとおり。おおぜいが旅をしているよ。それどころか、全員がしている。ふつうは夢と呼ばれる状態のなかでね。 ほとんどのひとは、それに気づいていない。旅をしているという認識をもちつづけることができないからだ。だが、そこにはエネルギーが 膠 のように付着している。充分に付着していると、そういうエネルギーに敏感なひとには、あなたの「過去」や「未来」がわかる。彼らはエネルギーの残りを感じたり、「読みとったり」できる。そういうひとたちを、予言者とか、超能力者と呼ぶ。 また、エネルギーの残りがたくさんあると、あなた自身の限られた意識のなかでも「ここには来たことがある」と感じることがある。「これは前にもあった」と気づくことがある!  デジャヴュ(既視感)ですね!  そう。それに、誰かに会ったとき、このひとは 昔から知っていた、 永遠に 知っているひとだと感じる、あのすばらしい気分だね! あれは驚くべき感情、不思議な感情だ。そして、真実の感情だ。 あなたは相手の魂を、 永遠に 知っている!  永遠というのは、たったいまということだよ! あなたはときどき、はかりの「紙の束」の上のほうをめくったり、下のほうをめくったりして、すべての紙を見る! そこにあなた自身を見る。なぜなら、 どの紙にもあなたの一部があるのだ

黄色のハイライト | 位置: 722

わたしは、すべてを 一度に 創造した。その すべて が、 たったいま、同時に存在して

黄色のハイライト | 位置: 725

あなたは存在のすべての面であり、存在するもののすべての部分だ。どの部分も、そこにはめこまれた全体意識をもっている。どの要素も、全体の 痕跡 を宿している。「認識」とは、その目覚めた意識の

青色のハイライト | 位置: 728

あなたの存在のすべての面が、自分に気づくということ。言葉どおりの意味で、 自己を意識する こと

ピンク色のハイライト | 位置: 742

苗木だから完璧ではないということじゃない。幼い子供もおとなと同じように完璧だ。 完璧そのものだ。彼らは自分の完璧さを損なうことなど、何もできないし、知らないのだから。子供は過ちを犯す。立ち上がり、よちよち歩きをし、転ぶ。また立ち上がり、よろよろと歩き、ママの足にしがみつく。だからといって、子供が完璧ではないということになるかな? とんでもない、その逆だよ! 子供は 完璧そのものだ。欠けることのない、ほめたたえるべき完全な存在だ。そして、あなたもそうなの

黄色のハイライト | 位置: 768

人生とは、自分が何者であるかを決め、それを体験するプロセスだ。あなたは視野をひろげながら、そこにあてはめるべき新しいルールをつくる! 自分についての考えをひろげながら、新しい正邪や、イエスとノーでそれを

青色のハイライト | 位置: 770

あなたが押しこんでおけない 何かを「押しこんでおく」境界なの

黄色のハイライト | 位置: 772

あなたは限りない、際限のない自分自身について想像をめぐらし、何らかの概念をつくりあげ、それから境界を受け入れる。自分をふくめて何かを 知る ためには、ある意味ではその方法しか

黄色のハイライト | 位置: 784

自分とは何者かを決めるために「正しい」ことと「悪い」ことをつくりあげているのだということが、理解できたかね? そうした定義、つまり境界なしには、あなたは何者でもなくなる、それがわかるかな? それに、わたしと同じで、あなたの場合も、自分とは何者かという考えが変化し、それにつれて境界も変化していることがわかる

黄色のハイライト | 位置: 817

ヒトラーは天国へ行ったのだ

✳️死
黄色のハイライト | 位置: 828

あなたがたが「死」と呼ぶものが、じつは 誰にとっても最高の出来事

✳️死
黄色のハイライト | 位置: 830

あなたは、地上の暮らしのほうが天国での命よりも良いものだと思っているのか? いいかね、死の瞬間にあなたは、かつて味わった最大の自由、最大の平安、最大の喜び、最大の愛を知るだろう。それでも、イバラの 藪 にウサギどんを放りこんだキツネどんを責める

青色のハイライト | 位置: 902

わたしのいるところには「悪」はないし、悪魔もいない。あるのは存在のすべて、それだけだ。すべてはひとつ。そしてその認識と経験だ。わたしの世界は、絶対の世界であって、そこでは、ひとつのものが他との関係によって存在しているのではなく、何ものからも独立して存在している。私の世界は、存在するすべてが愛であるところ

✳️死
ピンク色のハイライト | 位置: 908

「死」というものはない。生命は永遠に続く。生命はある。ただ、かたちを変えるだけ

黄色のハイライト | 位置: 910

結果は、相対性の世界の要素だよ。絶対の世界ではありえ

青色のハイライト | 位置: 911

結果とは、線を描く「時」と「ものごと」の連鎖によって決まるのだ

ピンク色のハイライト | 位置: 916

他者があなたに審判をくだし、その審判に従ってあなたは自分に審判を

青色のハイライト | 位置: 919

あなたがたの神学は、自らをもういちど発見しようという試みだ

ピンク色のハイライト | 位置: 923

人生はテストだ、試練だ、自分が「価値ある存在」かどうかを知ろうと試みる時間だと考えれば、あなたがたの神学は筋が通る。だが、人生は 機会 であり、自分に(いまも、これまでも)価値があるということを発見する──思い出す──プロセスだと考えれば、あなたがたの神学はとても、まともとはいえないよ。逆の考え方をして、神は利己的で、関心や賛美、評価、愛を要求する、そして、そのためには 殺すことも辞さない と考えれば、あなたがたの神学はつじつまがあうように

黄色のハイライト | 位置: 928

神は自我もなければ何かを必要とすることもない、存在するすべての源であり、すべての知識と愛の座であると考えるならば、あなたがたの神学はばらばらに

黄色のハイライト | 位置: 935

人生の目的は、自分とは何者であるかを知ること、自分を再創造することなのだ

黄色のハイライト | 位置: 940

ヒトラーは天国へ行った。地獄というものはないから、ほかに行くところがないの

黄色のハイライト | 位置: 943

ヒトラーが犯した過ちは、彼が死にいたらしめた人びとをなんら害することも、侵すこともなかった。あの人びとの魂は、地上の束縛から解放された。さなぎから 蝶 が解放されるようにね。 残された人びとが彼らの死を 悼むのは、彼らの魂がどんな喜びへと分け入ったかを知らないからだ。死を経験したら 誰も死を悼んだりはしないよ。 彼らは時ならぬ死をとげたのだから「間違っている」とあなたは言うが、それは、宇宙では起こるべきでないことが起こりうると言っているのと同じだ。だが、わたしが何者で、どのような存在であるかを考えれば、それは不可能だよ。宇宙で起こることはすべて、完璧に起こるべくして起こっている。神はずいぶん長いあいだ、過ちを犯してはいないのだ。すべてに完璧さを見るなら──あなたが賛成できることばかりでなく、(とりわけ)賛成できないことでも完璧だと考えるなら──悟りを開いたことになる。  もちろん、それはよくわかります。一冊めの対話でうかがいました。でも、一冊めを読んでいない読者のために、

青色のハイライト | 位置: 1,048

②時間は連続しているものではない。「上がったり、下がったり」するパラダイムのなかに存在する、相対性のひとつの面である。「時」や「出来事」は重なりあっていて、同じ「時間」に起こって

青色のハイライト | 位置: 1,050

③わたしたちは、この時間──非時間──すべての時間という領域で、あちこちの現実をつねに旅している。ふつう、旅は眠りのなかで行われる。 デジャヴュ は、旅を感じるひとつの方法で

ピンク色のハイライト | 位置: 1,056

わたしたちは進むに従ってルールをつくり、現実にあわせて変更している。それでまったくかまわない。わたしたちが成長する存在であるなら、そう あるべき だからだ。 ⑩ヒトラーは地獄へは行かなかっ

ピンク色のハイライト | 位置: 1,058

⑪起こることは すべて、 ひとつ残らず神の意志である。台風や竜巻、地震だけでなく、ヒトラーさえも同じだ。それを理解するには、すべての出来事の背後にある 目的 を知れば

黄色のハイライト | 位置: 1,062

⑬人間がつくり出した神学は、存在しない狂気の神を説明しようという、狂気の試みで

✳️全ては必然
ピンク色のハイライト | 位置: 1,070

すべての出来事、すべての経験には、 機会 を創出するという目的がある。出来事も経験も、 機会なのだ。それ以上でも、それ以下でもない。 「悪魔のしわざ」とか「天罰」とか「神からの 褒美」などと考えるのは過ちだ。出来事や経験は出来事や経験として起こるにすぎない。それに意味を与えるのは、わたしたちがどう 考え、どう 行動し、どう 応えるか だよ。 出来事も経験も、あなたに引き寄せられる機会で、意識を通じて個人的、集団的に創り出される。意識は経験を創り出す。その意識を、あなたがたは向上させようとしている。機会を引き寄せるのは、 あるべき自分 を創り、体験するためで、 あるべき自分 とは、いまのあなたよりも高い意識をもった存在ということだ。 わたしは、あなたにあるべき自分を知らせ、体験させようと思って、そのために自分が創り出そうとする出来事や経験を引き寄せさせているのだ

✳️全ては必然
ピンク色のハイライト | 位置: 1,085

誰も、偶然にあなたのもとへやってくるのではない。偶然などということはない。 なにごとも、いきあたりばったりに起こりはしない。人生とは機会の産物

✳️グループ
黄色のハイライト | 位置: 1,096

自分の意識とあった集団意識をもつグループが見つからないなら、 自分で創りなさい。そうすれば、似たような意識をもった人びとが引き寄せられてくるだろ

✳️グループ
ピンク色のハイライト | 位置: 1,098

個人や小さなグループは大きなグループに影響を与え──最後にはいちばん大きなグループ、つまり全人類に影響を与え──なければ、地球上に、永続的で有意義な変化を引き起こすことはでき

ピンク色のハイライト | 位置: 1,100

あなたの世界、そして世界のありようは、そこに住むすべてのひとたちの意識の集合の反映だ。まわりを見まわせば、やるべきことがたくさんあるのがわかるだろ

黄色のハイライト | 位置: 1,104

たいていのひとは、適者生存で、「力は正義なり」で、競争が不可欠で、勝利が最高の善とされている世界で満足している。そういうシステムが「敗者」を生むとしても──当然、生むのだが──自分が敗者でなければ、それでいいと思っている。そういう世界では、「間違っている」と判定されたひとは殺害される。「敗者」であれば飢えたりホームレスになったりし、「強者」でなければ抑圧され、 搾取 されるが、そんな世界でも、たいていのひとは満足している。 たいていのひとは、自分とちがうことがあると「間違っている」と決めつける。宗教的な相違はとくに認めないが、ほかにも社会的、経済的、文化的な相違を許さない。 上層階級は下層階級を食いものにしていながら、前よりは良くなっているじゃないかという勝手な理屈をつけて正当化する。上層階級はそうやって、恐るべき状況がわずかばかり改善されたことを理由に、ひとが真に 公正 に扱われるとはどういうことかを無視し、きたない利益を得る。 いまあるシステム以外のシステムを提案すると、たいていのひとはあざわらい、競争や殺人や「勝者による戦争の利益」が、 偉大な 文明を築いてきたのだと反論する! たいていのひとは、ほかに生き方があるかもしれないとは考えもせず、いまのような行動が人間の本性だから、ほかのやり方では、人類の成功の原動力となってきた精神が破壊されるとすら考える(だが、誰も「どんな成功か」を問わない)。 こんな考え方は、真の悟りを開いた者にはとても理解しにくいが、地球上のたいていのひとは、そうしたやり方を信じている。だから、おおぜいの苦しみや少数派の抑圧、下層階級の怒りに 見向きもせず、自分と家族以外のひとたちだって、 生きる 必要があるということを顧みない。 たいていのひとは、自分が地球を──命を与えられた星を──… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

✳️集合意識
黄色のハイライト | 位置: 1,132

あなたがたの星で起こる出来事は──もう三千年も続いてきたわけだが──さきほども言ったように、「あなたがたのグループ」、つまり地球という星のすべてのグループの集合意識の反映だ。この意識のレベルは、どんなにひいき目に見ても、原始的と言うほか

✳️集合意識
黄色のハイライト | 位置: 1,140

しかし、ヒトラーは、何百万人もの人びとが協力し、支援し、積極的に服従しなければ、何もできなかった。だからドイツ人と呼ばれる小グループは、ホロコーストの大きな責任をになうべきだ。しかし、ある意味では、人類という大きなグループにも責任がある。人類は、どんなに冷酷な孤立主義者でも無視できないほど 惨事 がひろがるまで、ドイツ国内の苦しみに無関心で、鈍感だったのだから。 いいかね、ナチの運動を発展させた 肥沃 な土壌は、 集合意識 だった。ヒトラーはそのチャンスをつかんだだけで、創り出したわけではない。 この 教訓 を理解することが大切だ。つねに分離と優越ばかり口にしている集団意識は、大々的な共感の喪失を生み出す。共感の喪失は、必ず良心の喪失に

黄色のハイライト | 位置: 1,149

ちっぽけなナショナリズムに根ざす集合的な概念は、他者の苦しみを無視するくせに、 自分の苦しみ については他者にすべての責任を押しつけ、仕返しと「矯正」と戦争を正当化

黄色のハイライト | 位置: 1,151

ヒトラー経験の恐ろしさは、彼が人類に対して罪を犯したということではなく、 人類が彼に罪を犯させた という

✳️集合意識
黄色のハイライト | 位置: 1,153

驚かなければならないのは、ヒトラーが登場したことではなく、あれほど多数の者が彼と 行動 をともにしたことだよ。恥ずべきは、ヒトラーが何百万人ものユダヤ人を殺したことだけでなく、何百万人ものユダヤ人が殺されるまで、誰もヒトラーを 止めなかった こと

黄色のハイライト | 位置: 1,161

自覚的な意識がすべてで、経験を創りあげる。 グループの意識 は強力で、言語に絶する美しさやみにくさを生む。どちらになるか、選択するのはつねにあなたが

✳️集合意識
黄色のハイライト | 位置: 1,162

グループの意識に満足できなければ、変える努力をしなさい。他者の意識を変える最善の方法は、こちらからお手本を示すことだ。あなたの手本だけでは充分でないなら、グループを創りなさい。他者に経験してほしいと思う意識の源になりなさい。あなたが行動すれば、 彼らも行動する。 まず、 あなたから 始まる。何もかも、すべてがあなたから始まるのだ。 世界が変わってほしいと思うか? では、あなた自身の世界を変え

黄色のハイライト | 位置: 1,175

それじゃ、ヒトラーは、人類がどれほど恐ろしいことをやってのけるかを教えるために、どこまで人間が 堕ちるかを教えるために、送られてきたのですか?  ヒトラーは送られたわけではない。あなたがたによって 創り出されたのだ。彼はあなたがたの集合意識から生まれた。集合意識がなければ、存在しえなかった。 それが 教訓だよ。分裂、分離、優越の意識──「われわれ対彼ら」、「こちら対あちら」──が、ヒトラー経験を

✳️集合意識ー私たち
黄色のハイライト | 位置: 1,181

聖なる友愛、統一、一体感、「あなたのもの対わたしのもの」ではなくて、「わたしたちのもの」という意識が、キリスト経験を創り出す。 「あなたの」苦痛ではなく「わたしたちの」苦痛なら、「わたしの」喜びではなく「わたしたちの」喜びなら、 人生経験のすべて がわたしたちのものなら、そのときこそ、完璧な命の経験に

黄色のハイライト | 位置: 1,189

世界は──ようやく──ヒトラーは「間違っている」と判断した。ということは、世界の人びとが、 ヒトラー経験 との関係を通じて、 自分は何者 であり、 何者であろうとするか について新しい考えをいだいたということだ。彼はものさしを提供したのだよ! パラメーターを設定した。わたしたちが自分自身についての考えを計測し、限界を決めるための境界をつくったのだ。対極ではあるが、キリストも同じことをし

✳️死
ピンク色のハイライト | 位置: 1,198

第一に、死は終わりではなく、はじまりだ。恐怖ではなく、喜びだ。閉鎖ではなく、開放だ。人生で最も幸せな瞬間とは、それが終わる瞬間だ。 なぜかといえば、それは 終わりではなく、形容しがたく理解不能でありながら、もっとすばらしい、平安と智恵と喜びに満ちた前進だから

黄色のハイライト | 位置: 1,202

だから、まず理解しなければならないのは──すでに説明したとおり──ヒトラーは 誰も傷つけはしなかった ということだ。ある意味では、彼は 苦痛を強いたのではなく、終わらせた のだよ。 「人生は苦である」と言ったのは仏陀だが、彼の言うとおり

黄色のハイライト | 位置: 1,211

ヒトラーは同胞のために善行を行っていると考えていた。それに、彼の同胞もそう考えていたのだ!  それこそが、狂気なのだよ!  国の大半が、 彼に同調したの

黄色のハイライト | 位置: 1,225

神の愛と神の 憐れみ、神の智恵と神の 赦し、神の意図と神の目的は、どれほど凶悪な犯罪、どれほど凶悪な犯罪者をも包みこんでしまうほど

黄色のハイライト | 位置: 1,239

時間というものはない。すべては同時に存在する。すべての出来事は同時に

青色のハイライト | 位置: 1,240

この本が書かれているということは、 すでに 書かれたということだ。すでに存在している。実際、あなたがこの情報を得ているのは、すでに存在している本からだ。あなたは、それをかたちにしたにすぎない。それが、「あなたが問う前に、わたしは答えるだろう」ということの意味

青色のハイライト | 位置: 1,254

これを見ると、時間は 動き ではなく場であって、そのなかをあなたが動いていることがわかるだろ

青色のハイライト | 位置: 1,279

どれも、 空間のなかの動き を計算する方法にすぎない。だから、「過ぎて」いくのが時ではなくて 対象物 であり、それも、あなたがたが 空間 と呼ぶ、静止した場を回転しているだけだとわかるだろう。「時」は、動きを 計測する方法 にすぎ

青色のハイライト | 位置: 1,282

科学者はこの関係を理解し、「 時空の継続性」という言葉で表現している。 アインシュタイン博士たちは、時とは、頭脳でつくりあげた 相対的な概念 にすぎないことに気づいていた。「時」とは、物体と物体との間に存在する空間の関係なの

青色のハイライト | 位置: 1,286

地球が太陽のまわりを一周するのに、一〇億年前よりも「長く」時間がかかる。回らなければならない「空間」が大きくなっているからだ。それに、さきほど説明した回転運動のすべても、一四九二年よりも現在のほうがよけいに、分、時間、日、週、月、年、世紀がかかっていることに

青色のハイライト | 位置: 1,300

地球の科学者が高速で旅行する手段を発明し、宇宙を「ごまかして」、地球の「実際時間」と同調するのに成功したとしたら、地球と宇宙船のなかでは同じ時間が過ぎることになるだろう。さらに、もっと大きな推進力が得られれば、離陸前の地球に戻ることさえできるだろう! つまり、地球上の時間の流れのほうが宇宙船のなかよりも 遅くなる。宇宙船で一〇年過ごして地球に戻ったら、たった四歳しか年をとっていないかもしれない! さらにスピードが増せば、宇宙の一〇年が地球の一〇分になるかもしれ

青色のハイライト | 位置: 1,305

空間という布の「ひだ」(アインシュタインたちはそういう「ひだ」が存在すると信じていた。彼らの信念は正しかった!)に行きあたった場合、あなたは極限まで微小な「瞬間」に、「場」を突きぬける。そのような時空現象によって、「時間」を逆行することができるだろうか? これで、「時」というものが概念的な操作なしには、存在しないことが理解しやすくなっただろう。 かつて起こったことはすべて──そしてこれから起こることもすべて──いま、起こっている。それを観察できるかどうかは、要するにあなたの視点、つまり「場のなかの位置」に左右される。 あなたが わたしの 場にいれば、たったいま、 すべてを 見通すことができるだろ

青色のハイライト | 位置: 1,327

 自分が見た未来の出来事や経験が気に入らなければ、それを選ばなければいい! 選びなおしなさい! べつのことを選びなさい! 行動を変えて、望ましくない結果を避けなさい。  でも、すでに起こっていることを避けるなんて、できますか?  あなたには、まだ起こってはいない! あなたは、 起こっている出来事を認識しない 時空にいる。あなたは、それが「起こった」ことを知らない。あなたは、未来を「覚えて」いないのだ(忘却、それが すべての時の秘密 だ。このおかげで、人生という偉大なゲームを「プレイ」することが可能になる! これについては、あとで説明しよう)。 「知らない」ことは「無い」。「あなた」は「未来」を覚えていないから、それはあなたにとってはまだ「起こっていない」。あなたは、「経験した」ことだけを「知る」のだから。幸運にもつかのま、「未来をのぞいた」としよう。そのときあなたの魂──非物理的な部分──が時空のほかの場を通過して、その時や出来事の名残のエネルギーを──イメージとか印象を──持ち帰る。すると、あなたはそれを感じる──あるいは、超自然的な能力に恵まれた誰かが、あなたを包むイメージやエネルギーを「感じたり、見たり」する。 それによって知った「未来」が気に入らないと感じたなら、そこから遠ざかればいい。離れればいいのだ。その瞬間、あなたの経験は変化し──あなたのなかの全員が、ほっとして息をつくだろ

青色のハイライト | 位置: 1,342

あなたは 時空のすべて のレベルに同時に存在していることを、もう知ってもいいころだね。 つまり、あなたの魂は、過去、現在、未来に、終わりのない世界に、つねに存在しているのだよ。  わたしは、複数の場に同時に「存在」しているんですか?  もちろん! あなたは すべての場に ──すべての時に存在している!  未来にも、過去にも、「わたし」がいるんですか? 「未来」も「過去」も存在しないことは、さっきこまごまと説明したとおりだ。だが、あなたが言いたい意味では、イエスだね、存在している。  それじゃ、わたしはひとりじゃないんですか?  あなたは ひとり だが、自分が考えているよりずっと 大きい。  それじゃ、「現在」存在している「わたし」が、気に入らない「未来」の何かを変えたら、「未来」のわたしはもうそれを経験しないんですか?  基本的にはそうだ。モザイク全体が変化する。だが、未来の彼が自分に与える経験は、決して失われない。ただ、「あなた」がそれを経験せずにすむのにほっとし、喜ぶだろう。  だけど、「過去」の「わたし」は、まだ「いま」を「経験」していないから、そこに飛びこんでしまう……、そうではありませんか?  ある意味では、そのとおり。だが、もちろん、「あなた」が「彼」を助けてやることは

青色のハイライト | 位置: 1,358

第一に、あなたの 目の前にいる「あなた」が経験することを変えれば、あなたの 後ろにいる「あなた」は、それを経験せずにすむ! その方法で、あなたの魂は進歩していく。同じく、未来のあなたは、未来の自分に助けられる。彼が しようとしなければ、避け

青色のハイライト | 位置: 1,363

あなたは聖なる存在で、同じ「時」に複数の経験をすることができる。自己というものを、自分が選んだだけの数の「自己」に分割することができる。あなたは「同じ生」を何度もくり返して、べつのやり方で生きることができる。それは、いま説明したとおりだ。それに、時空のなかで異なる「時」に、異なる「生」を生きることもできる。だから、いま、ここにいるあなたでありながら、ほかの「時」、ほかの「場」で、ほかの「自己」になることができるし、実際にそうしてきたんだ

青色のハイライト | 位置: 1,375

あなたはすべての生── 多くの 生──を、 ほんとうの自分を決定するため に活用している。 ほんとうの自分 を選び、創造するために、現在考えている自己を経験し、実現するために活用している。 あなたは永遠なる自己創造のなかにいて、自己表現のプロセスを通じて、自分自身を実現している。 あなたは人生で出会う人間や出来事、環境を、 道具 として自分の身に引き寄せている。その 道具 を使って、最も偉大な自己、最も偉大なヴィジョンを創りあげるのだ。この創造と再創造のプロセスは終わることなく、多層的に進行する。すべては、さまざまなレベルで「たったいま」起こりつつある。 時間を直線的に考えるあなたは、経験を過去、現在、未来に分ける。自分がひとつの生を生きていると思っている。たくさんの生を生きたにしても、一度にひとつだと思っている。だが「時」がないとしたらどうなる?  すべての「生」を一度に 生きていることになるではないか!  そうなのだ! あなたは この生、いま認識している生を、 過去、 現在、 未来、同時に生きている! 未来の出来事について「不思議な予感」を覚えたことはないか。生なましい予感のおかげで、それをまぬかれたことはないか? あなたがたはそれを「直感」と呼ぶ。しかし、「 未来」に経験したことを、ふいに思い出したにすぎない。「未来のあなた」が言う。「おいおい、これは楽しくないよ。 やめようや!」 あなたはまた、ほかの人生も──「過去生」と呼んでいるね──たったいま、生きている。ただし、「過去」として経験しているし(経験として意識すれば、の話だが)、それはそれでいい。いま起こっていることを すべて認識 したら、人生というすばらしいゲームは、むずかしくて続けられなくなる。この説明だって、充分にわかりはしないだろう。そもそも、わかってしまったら「… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 1,402

いまという時を浪費しないことだ。人生の神秘を解き明かそうとして、いまという現実をむだにしてはいけない。神秘が隠されているのには、 理由 がある。それが何かはわからなくてもいいから、神を信頼しなさい。現在という時を、最高の目的のために、 ほんとうの自分 の創造のために使いなさい。 自分とは何者か、何者になりたいのかを 決め、全力をつくして そうなりなさい。時間についての話は、わかる範囲で理解して枠組みとして活用し、そのなかにあなたのいちばん壮大な構想を描けばいい。 「未来」について何か直感したら、それを 大切 にしなさい。「過去の生」について何かを感じたら、頭から無視するのではなく、自分にとって役に立つかどうかを考えなさい。何よりも、自分の神性をいまここでもっとうまく創造し、表現し、経験する方法がわかったら、その方法に 従い

黄色のハイライト | 位置: 1,419

─ 一体である、ただひとつのわたしたち ─── 在るのはそれだけ

青色のハイライト | 位置: 1,422

 場は…… 表示された時間

黄色のハイライト | 位置: 1,435

宇宙がほんとうに「 固体」 だった ことがある。分子の間にはまったくすきまがなかった。すべてのものから「 場」がとり除かれていた。広大な「 場」がなければ、物質はピンの頭より小さくなって

ピンク色のハイライト | 位置: 1,439

その「時」より前に、何もない「時」があった。あるのは、最も純粋なかたちの最高の振動エネルギーだけだ。それを、あなたがたは 反物質 と呼ぶ。それは「時」以前の時、あなたがたが知っている物理的な宇宙ができる前だ。そこには 何もなかった。ひとによっては、それを楽園とか「天国」と考える。なぜなら、そこにはわずらわしいことも「何もなかった」から! はじめに、純粋なエネルギーがあった。 わたしだ!  純粋なエネルギーは猛スピードで振動し、物質をかたちづくった。そうして、宇宙のすべての物質ができあがった! あなたにも同じことが可能だ。それどころか、毎日、実行している。思考とは純粋な振動で、それが物質をつくる! おおぜいのひとが同じことを 考えれば、物理的な宇宙の一部に影響を与えることも、一部分を創造することも

黄色のハイライト | 位置: 1,452

 すると、宇宙は収縮するんですか?  そのとおり。すべてが「もとへ戻る」わけだ! そのとき、楽園が戻ってくる。何もわずらわしいことのない、純粋なエネルギーだ。 言い換えれば──「 わたし」だ! 終末には、すべてがわたしに戻ってくる。「そこへ落ちつく」のだよ。  それでは、わたしたちは、もう存在しなくなるんですね!  物理的なかたちでは存在しない。だが、あなたがたは つねに存在する。存在しないことは 不可能だ。あなたがたはすでに「 存在」なのだから。  宇宙が「崩壊」したあとは、どうなるんですか?  ふたたび、すべてが始まる! また、ビッグバンが起こり、もうひとつの宇宙が生まれる。 宇宙は膨張し、収縮する。それから、また同じことがくり返される。何度も、何度も、永遠にくり返される。世界には終わりはない。それが、神の呼吸

黄色のハイライト | 位置: 1,499

良いとか悪いとか判断しているのは、 あなただ。客観的な現実には、良いも悪いもない。いまのあなたがあり、こうありたいと思うあなたがある。それだけなのだよ。 寒いより暑いほうが良いわけではない。下がるより上がるほうが良いのでもない。それは前にも言ったね。すべては、あるがままに存在する。あなたがあなたであるように。 しかし、どんなものにも制約はないし、限界もない。あなたはこうありたいと思うようになれる。 自分が望む経験を選びなさい。この人生で、そしてつぎの生で、さらにまたつぎの生で、過去の生でしてきたように、選びなさい。それぞれのあなたに選択の道が開かれている。それぞれが、「すべて」でできている。誰のなかにも男性がいて、女性がいる。自分が望む表現をし、経験をすれば

黄色のハイライト | 位置: 1,513

恥じてはいけない、それだけは確かだね。それから罪悪感もいけないし、不安もいけない。恥じることは徳ではないし、罪悪感は善ではないし、不安はほめるべきことではないからだよ。 それから情欲もいけない。情欲と情熱はちがう。 濫用 もいけない。濫用と自由はちがう。攻撃的になってもいけない。攻撃は熱意とはちがう。それから、当然ながら、相手を支配しようとか、カずくで動かそうという考えもいけない。そういうことは、愛とは何の関係もない

✳️セックス
黄色のハイライト | 位置: 1,519

セックスは自分の喜びのためだけでいいのか? 驚くかもしれないが、答えはイエス

✳️セックス
黄色のハイライト | 位置: 1,537

いいかね、 セックスを愛することはちっともかまわないんだよ! それに、 自分自身を愛すること も、ぜんぜんかまわない。それどころか、つとめですらある。あなたがたにとってよくないのはセックスに(いや、何にでも) 溺れることだ。だが、好きになるのは、「オーケー」

✳️セックス
黄色のハイライト | 位置: 1,555

望むものを いくらでも愛しなさい、好きになりなさい。何かを愛すれば、自分に 引き寄せられる のだから。 そういうものはみな、生命の 糧 だ。それを愛するということは、 人生を愛することだ。それを望むと宣言すれば、人生が与えてくれる良いものすべてを選びとる、と宣言することになる! だから、得られるかぎりのセックスを選びとりなさい! 身につけられるかぎりの 力 を選びとりなさい! 獲得できるかぎりの 名声 を選びとりなさい! 達成できるかぎりの 成功 を選びとりなさい! 体験できるかぎりの 勝利 を選びとりなさい! 愛のかわりにセックスを選ぶのではなく、 愛をたたえるため に選びなさい。力をふるうためではなく、 強くなるため に選びなさい。名声を目的とするのではなく、もっと 大きな目的のために 選びなさい。それから、他者を犠牲にするのではなく、 他者を助ける道具 として選びなさい。また、他者を代償にするのではなく、 誰にも代償を支払わせず に、いや、 他者にも得をさせるために 選びなさい。 かまわないから、ひとにへつらいなさい。ただし、へつらってもいいひとを探しなさい。ひとよりすぐれることもかまわない。ただし、他者よりすぐれようとするのではなく、 過去のあなた よりすぐれた者になりなさい。ひとより豊かになるのもかまわない。ただし、 より多く与える ために、豊かになりなさい。それから、「どうすればいいか」「なぜか」を知って、その知識を他者と分かち合いなさい。 なによりも、「神を知る」ことを選びなさい。それどころか、まっ先にこれを選びなさい。そうすれば、あとのことは自然に実現

✳️セックス
黄色のハイライト | 位置: 1,574

あなたはいままで、受けることよりも与えるほうが大切だ、と教えられてきた。 だが、自分がもっていないものを、与えることができるだろうか。 だからこそ、「自分の喜び」が大切なのだ。自分の喜びがみにくいもののように聞こえるのは、とても不幸なことだ。もちろん、他者を犠牲にする喜びのことを言っているのではないよ。他者の欲求を無視することではない。だが、自分自身の欲求を無視するのもいけない。自分にたっぷりと喜びを与えなさい。そうすれば、他者にもふんだんに喜びを与えることになるだろう。タントラの 行者 は、そういう意味でセックスを知っている。だから彼らは、あなたがたのなかでは罪とされることがある 自慰 を奨励した。  自慰ですか? 驚いたな。ずいぶん、思いきったことをおっしゃいますね。よく、そんなことが 言える なあ。これは、神の言葉のはずじゃないですか?  そうだよ。自慰については批判がありそうだね。  いや、そういうわけじゃないですが。でも、批判するひとはおおぜいいるでしょうね。この本は、ほかのひとにも読んでもらうんですよね。  そのつもりだよ。  それじゃ、なぜ、わざわざ読者をぎょっとさせるようなことをおっしゃるんですか?  なにも、「ぎょっとさせ」ようとしているのではない。ぎょっとするかどうかは、それぞれが決めることだ。ところで、あなたは、 誰 かを「ぎょっとさせる」ことなしに、率直に、オープンに人間のセクシュアリティについて語れるなんて、ほんとうに思っている

✳️セックス
黄色のハイライト | 位置: 1,596

そんな体験のことを(みんな体験しているはずだが、誰も語りたがらない体験だね)もち出したのは、もっと大きなことを説明するためだ。大きなこととは何か。 「自分にありあまる喜びを与えなさい。そうすれば、ひとにもありあまる喜びを与えられるだろう」ということだ。 タントラのセックスについて教える 行者 は──彼らの性表現のかたちはとても高度だよ──飢えた心でセックスすると、パートナーに 歓びを与え、 魂 と身体の喜ばしい合一を長く経験する能力が大幅に低下することを知っている。魂と身体の合一を経験したいというのは、高度な性的体験の動機のひとつだ。だから、タントラの恋人たちは相手を楽しませる前に、自分に歓びを与えることがある。お互いの前ですることも多いし、励ましあったり、導きあったりすることがふつうだ。それから、当初の飢えがおさまったところで、もっと深い、相手への渇き──長時間の合一を通じたエクスタシーへの渇き──の輝かしい充足が実現される。自分に歓びを与えること、それは性の楽しさ、うれしさ、愛らしさを充分に表現する一環だ。一部だ。性交と呼ばれる体験は、二時間に及ぶ愛の交歓の最後に来るかもしれない。あるいは、来ないかもしれない。あなたがたの大半は、それだけで終わる二〇分ほどの体験だと思っているがね。二〇分の体験なら、ラッキーなほう

ピンク色のハイライト | 位置: 1,613

自分に力の喜びを与えれば、他者と分かち合う力も増大する。名声、富、栄光、成功、良い気分になれるものはすべて同じだよ。ところで、どうして「良い気分」になるのか、それを考えてみようか。  わからないな、降参です。どうしてですか? 「良い気分」になるのは、魂が「これがわたしだ!」と叫んでいるから

ピンク色のハイライト | 位置: 1,631

「良い気分」は、あなた自身にいまの考えが 真実 だ、いまの言葉こそが 智恵 だ、いまの行動こそが 愛 だ、と教えているのだよ。どこまで進歩したか、どこまで成長したかを測るには、何が「良い気分」かを考えればいい。 良い気分になることを否定したり遠ざけたりして、無理やりに成長しようと──あるいは急いで成長しようと──してはいけない。 自己否定は、自己破壊

ピンク色のハイライト | 位置: 1,636

自分の行動を律するというのは、自分とは何者かを決定し、それにもとづいて何をし、何をしないかを 選択すること

黄色のハイライト | 位置: 1,644

「わたしたちは一体だ」と考えれば、ひとを傷つけて「良い気分」になれるはずがない。 「無責任な行動」は消えるだろう。そのなかで、ひとは生命を体験し、成長する。そのなかで人生が与えてくれるものは何でも受けとっていいと、 自分に認めてやりなさい。そうすれば、それまで 想像もしなかったほど豊かなもの が与えられているのに気づくだろう。体験、それがあなただ。あなたは表現するものを体験する。表現せずにいられないものを表現

✳️セックス
黄色のハイライト | 位置: 1,655

どうすれば、性的なエネルギーをうまく表現できますか?   愛をこめて、開放的に。明るく、楽しく。 思いきって、情熱的に、神聖に、ロマンチックに。 ユーモラスに、とらわれることなく、感動的に、創造的に、堂々と、官能的に。 そして、もちろん、ひんぱんに。  人間の性の正当な目的はただひとつ、生殖だけだと言うひとがいますね。  くだらない。生殖は、人間の性体験の幸せな結果であって、事前にもくろむことでは

黄色のハイライト | 位置: 1,667

あなたは たったいまも、自分の存在の中心からあらゆる方向に向かってエネルギーを発信して

✳️精神エネルギー
黄色のハイライト | 位置: 1,675

エーテル──あなたがたの間の「気」──は エネルギーに満たされている。からみあい、混ざりあう人びとの「振動」の総体(マトリックス)、それは想像も及ばないほど複雑なタペストリーを織りあげている。この織物は、あなたがたが生きているエネルギーの場を連結したものだ。 力強く、あなたをふくめて すべてに 影響を及ぼして

✳️精神エネルギー
黄色のハイライト | 位置: 1,679

あなたは 新しく創った「振動」を送り出し、受けとる振動に影響され、それがまたマトリックスに新しい振動を加えて変化が起こる。さらにすべてのひとのエネルギーの場が変化し、送り出される振動が影響を受け、マトリックスが影響され──それがまたあなたに影響する。こんなふうに限りなく続いていく。おもしろい想像だと思っているかもしれ

✳️精神エネルギー
黄色のハイライト | 位置: 1,683

地球の反対側にいる科学者が二人、まるで知らずに同じときに同じ問題にとりくんでいて、同時に同じ結論に達したという話を聞いたことがあるのではないか? どちらもよくあることだ。マトリックスの現れのひとつなのだ

✳️精神エネルギー
黄色のハイライト | 位置: 1,685

マトリックス──あるパラメーターのなかのエネルギーの場の結合──は、強力な振動だ。そして、物理的なものや出来事に直接的に影響し、創造

✳️精神エネルギー
黄色のハイライト | 位置: 1,687

あなたがたの心理学では、このエネルギーのマトリックスを「集合意識」と言う。それは、 地球上のすべてに 影響

▲▲▲▲▲▲ここまで
ピンク色のハイライト | 位置: 1,696

部屋に二人の人間がいると想像してみよう。二人はそれぞれ部屋のすみに離ればなれにいる。トムとマリーと呼ぶことにしようか。 トムのエネルギーは、宇宙に向かって、周囲三六〇度の方角へ信号を送っている。そのエネルギーの一部がマリーに達する。マリーもエネルギーを放出していて、一部がトムに届く。そのエネルギーはあなたが考えもしないような出会い方をする。トムとマリーの 中間 で出会うのだ。 そこでエネルギーは溶けあう(このエネルギーは 物理的な現象 で、 測定することも感じることもできる)。溶けあって、ひとつの新しいエネルギーになる。それを「トマリー」と呼ぼう。 トムとマリーは、このエネルギーを「わたしたちの中間にある身体」と言うかもしれない。どちらともつながっていて、どちらもエネルギーを注ぎつづけている身体で、その身体から放出されるエネルギーは、つねに存在するマトリックスの糸、ひも、あるいはパイプラインを伝わって、 二人の「スポンサー」 のもとに戻ってくる(その「パイプライン」こそがマトリックス

黄色のハイライト | 位置: 1,757

エネルギーの交流は、つねに すべてのもの の間で起こっている。あなたの──放出される金色の光のような──エネルギーは、つねにすべてのもの、すべてのひとと交流している。近づけば近づくほど、エネルギーは密になる。遠ざかれば、うすくなる。だが、決してとぎれることはない。あなたとすべてのひとの中間でふたつのエネルギーは出会い、もっとうすくて現実性が低い、第三のエネルギー単位が形成される。地球上の──そして宇宙の── すべてのもの、すべてのひと は、あらゆる方向ヘエネルギーを放出している。このエネルギーはほかのエネルギーと混ざりあい、交差して、どんな高性能のコンピュータも分析不可能なほど、複雑なパターンを創り出す。 物質と呼ばれるすべてのものの間を流れて交差し、からみあい、混ざりあうエネルギー、これが 物理的にものを結びつけている。これが前に話したマトリックスだ。このマトリックスに沿って、メッセージ、意味、 癒し、その他の物理的な効果という信号が送られる。個人がその信号を創造することもあるが、たいていは集合意識によって創られている。 いま説明した無数のエネルギーによって、お互いが惹かれあう。つまり、引力の法則だ。これによって、似た者どうしが惹かれあう。思考も、似た者どうしがマトリックスに沿って惹かれあう。似たエネルギーが大量に集まると、「固まりあい」、重くなって振動数が低下し、物質になる。思考は物理的なかたちを創造する。おおぜいのひとが同じことを考えれば、現実をかたちづくる可能性がきわめて高くなる(だから、「あなたのための、わたしたちみんなの祈り」が、力強い声明になる。一致した祈りの効果については、本が一冊できるほどの証拠がある)。 また、祈りとはほど遠い思考も、「効果」をもたらす。世界中が不安や怒り、何かが足… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

ピンク色のハイライト | 位置: 1,786

誰もが 自分が 生きるために闘ったからではなく、誰もが みんなが 生きる責任を引き受けたから

青色のハイライト | 位置: 1,814

この満ちひき、「往来」の動きが宇宙の、そして 万物の 基本リズムで、これが性── 神人的 エネルギー交換

黄色のハイライト | 位置: 1,821

神がすべてであるものとして自分自身を 知る ためには、すべてでない自分を知らなければならない。あなたにおいて──そして宇宙のあらゆるエネルギー単位において──神は、 全体の一部 である自分を知る。そして、自らの体験として、 万物のすべてである自分 を知る可能性を自らに与える。 自分が何でないかを体験することによってしか、自分が何であるかを知ることはできない。だが、わたしはわたしでないものだ。そこに、神の二分法がある。ゆえに、わたしはわたし

青色のハイライト | 位置: 1,828

あなたがたは強い力に駆りたてられるように互いに 惹かれあう が、それも遠ざかり、離ればなれになるためであり、離れるのは、ふたたび互いに惹かれていくためだ。惹かれてはまた離れ、また飢えたように情熱的に激しく一体になろうと

青色のハイライト | 位置: 1,836

生命の営みはすべてリズムだ。生命そのものが、すべてリズム

青色のハイライト | 位置: 1,837

すべての生命のなかには、ゆるやかな神のリズムが内在して

黄色のハイライト | 位置: 1,908

いけない。 何を決意するにしても、いちばん大きな問題は、「愛していれば、どうするだろう?」と自問することだ。自分自身を愛しなさい、それから関係する全員を愛し

黄色のハイライト | 位置: 1,934

最高の自由を経験することによってのみ、最高の成長が達成される。成長することが可能になる。 他人のルールに従っていたのでは成長しない。誰かに従属するだけ

黄色のハイライト | 位置: 2,011

シェイクスピアも言っている。「悪」だと考えるから悪なんだ、それだけのこと

黄色のハイライト | 位置: 2,020

他者を傷つけることになるなら、どんな行動も成長を早めることにはならない。 第二のガイドラインは、 他者と関係するどんな行動も、他者の合意と許可なしにはしない

黄色のハイライト | 位置: 2,028

なにごと も 愛が なければ、 神性 への近道では

黄色のハイライト | 位置: 2,068

社会によっては子供の目の前で堂々と親がむつみあう。性的な表現の美しさ、すばらしさ、純粋な喜び、そして全面的な肯定をこれほど上手に子供たちに伝えるものはないだろう。親はつねに自分の行動という手本によって、何が「正しく」、何が「間違っている」かを子供に教えている。子供たちは、親が考え、口にし、行動することを見て、すべてについて明確な、また微妙な信号を受けとっている。 そういう社会にはレイプや、性犯罪などはほとんど存在しないこと、売春などはとんでもない冗談でしかなく、性的なタブーや機能不全などという話も聞かないことははっきりして

黄色のハイライト | 位置: 2,078

身体の自然な機能を間違った恥ずべきことだと、子供たちに教えるのはやめなさい。セクシュアルなことはタブーだと思わせるのもやめなさい。それよりも、 あなたがた のロマンチックな部分を見せてやりなさい。抱きあい、ふれあい、やさしく 愛撫 しあう姿を見せてやりなさい。両親が愛しあっていること、 愛を肉体的に表現すること は、自然なすばらしいことなのだと教えてやりなさい(そんな簡単なことすら、決して教えない家族がどれほど多いか知ったら、きっとびっくりするよ)。 子供たちがセクシュアルな感情をいだいたり、好奇心や衝動に駆られはじめたら、その新しい経験に罪悪感や 恥辱 感ではなく、喜びや誇りをもてるようにしてやりなさい。 それに、 肉体を 子供たちの目から隠すのもやめたほうがいい。キャンプ先の池や、庭のプールで裸で泳ぐのはいっこうにかまわない。ローブも着ないで寝室からバスルームに行く姿を見て、脳卒中を起こすような子供には育てないこと。必死になってごまかし、隠したり、禁欲したりする必要もない。 親が すなおに自分の姿を見せれば、子供たちは親もセクシュアルな存在だと考える。自分もいつかそうなるのだと思う。 子供は親のまねをして育つ のだから(セラピストに聞けば、親の「行為」を想像できないおとながいることがわかるだろう。セラピーを受ける患者は、そういう想像をしようとすると怒りや罪悪感、恥辱感にさいなまれるのだが、 自分のどこがおかしいのか わからない)。 子供たちとセックスについて話したり、笑ったりしなさい。自分のセクシュアリティに誇りと歓びをもてるように教え、導きなさい。それが、子供たちにしてやれることだ。生まれたときから、最初のキス、最初の 抱擁、最初のふれあいから始めなさい。キスしあい、抱きあう親の姿を見せ

黄色のハイライト | 位置: 2,337

子供たちが何を記憶のなかへとりこむかに、充分に心配りをし、慎重であり

黄色のハイライト | 位置: 2,348

どうして、子供たちを競争が許され、むしろ奨励される学校へ入れ、「最高」で「いちばん多く」を学んだものに 褒美 を与えて「成績」を評価するのか? 自分自身のペースで進ませてやらないのか? そんなやり方から、子供たちは何を学ぶと思う? どうして、子供たちに動きや音楽、芸術の喜び、おとぎ話の神秘、生命の驚異を教えないのか? どうして、子供のなかに自然にあるものを引き出さずに、不自然なことを強要する

黄色のハイライト | 位置: 2,357

つぎの三つの 基本概念 を中心にした、新しいカリキュラムを考えなさい。 ─── 認識 ── 誠実 ── 責任 子供たちに幼いころから、この概念を教えなさい。カリキュラムの最後まで、この三つの筋を通しなさい。教育のモデルをこの三つにおきなさい。すべての指導を、この三つから始め

ピンク色のハイライト | 位置: 2,398

かね。あなたがたがすべてに 責任 を負うまでは、 何も変えられない のだよ。 彼らがやったんだ、彼らがやってるんだ、彼らがちゃんとすればいいんだ、と言いつづけてはいられないの

黄色のハイライト | 位置: 2,416

あなたがたは、文明社会の最も基本的な概念を理解していない。 どうやって、暴力なしに紛争を解決するかを知らない。 どうやって、恐怖のない暮らしをするかを知らない。 どうやって、利己的でないふるまいをするかを知らない。 どうやって、無条件に愛するかを知ら

黄色のハイライト | 位置: 2,426

人類として最も偉大なヴィジョンのなかでも、最も偉大なヴィジョンを創造しなさい。それから、そのヴィジョンを支えている価値観と概念を学校で教えなさい。 たとえば、こんな 教科があってもいい……。 ①力の理解 ②紛争の平和的な解決 ③愛情ある関係の要素 ④個性と自己創造 ⑤身体と精神と魂…… これらはどう機能するか ⑥創造性の発揮 ⑦自己への誇りと喜び、他者の尊重 ⑧喜ばしい性的表現 ⑨公平 ⑩寛容 ⑪多様性と類似性 ⑫倫理経済学 ⑬創造的な意識と精神力 ⑭認識と目覚め ⑮誠実と責任 ⑯可視性と透視力 ⑰科学と霊

黄色のハイライト | 位置: 2,439

学校のカリキュラムを根底から見なおしなさいと言っている。価値観にもとづいたカリキュラムだ。いまは、ほとんど事実にもとづいて教えて

黄色のハイライト | 位置: 2,440

子供たちにはできるだけコアとなる概念を理解させなさい。日付や事実や統計数字を中心にするのではなくて、価値観を中心にした論理的構造を創りあげることに関心を向けさせ

黄色のハイライト | 位置: 2,449

いまのあなたがたの教育システムは答えを出すことを主にしている。だが、問いかけることを主眼にしたほうが、ずっと役に立つだろうに。誠実とはどういうことか? 責任感とは? 「公正」とは? ものごとの意味とは? 2+2が4だというのはどういうことか? どんな意味をもっているのか? 高度に発達した社会では、すべての子供たちに 自分で答えを見つけなさい、創りなさいと

黄色のハイライト | 位置: 2,467

学校は初等教育から高等教育まで一貫して子供たちに、自分自身の価値観を探しなさい、その価値観をどう活用するか、どう応用するか、機能させるか──さらには、どう問いかけるかを追求しなさいと励ますべき

黄色のハイライト | 位置: 2,474

ウォルドルフ・スクールという方式を勉強して

黄色のハイライト | 位置: 2,509

つまり「悪」とは、「自分はこうありたいという選択にてらして、あなたがたのためにならない」という意味

黄色のハイライト | 位置: 2,544

個人的な力の行使、個人的な創造性、熱心な創意工夫といったものがあれば、ひとは自分のめんどうは自分でみられると

黄色のハイライト | 位置: 2,556

倫理は法律では決められない。平等も義務づけられはしない。必要なのは、集合意識の 変革 であって、集団的良心の 押しつけ ではない。 行動は(法律も政府の施策もすべて)存在から生じるべき

黄色のハイライト | 位置: 2,572

偉大な社会には、あんまり法律は 必要じゃ

黄色のハイライト | 位置: 2,598

大麻を使えば、一本の木も切らずに何百万部も新聞の日曜版を印刷することができる。ほかにも多くの原材料のかわりになるし、コストは一〇分の一ですむ。 肝心なのは、そこだ。 この奇跡のような植物──大麻は薬品にもなるしね──の栽培を許可すると、誰かが 損をする。だから、アメリカではマリファナが違法なんだ

黄色のハイライト | 位置: 2,608

あなたがたの社会では、おおぜいのひとのためになることでも、 誰かが巨大な利益をあげるのでなければ、無視さ

黄色のハイライト | 位置: 2,614

貧しい人びと はお金がなくて、ちゃんとした出産の介護を受けられないからだ。あなたがたの社会を 動かしているのは、利益だからね。これも、みじめな失敗の一例にすぎない。赤ん坊の死亡率が先進国のなかでもトップクラスだと知ったら、国民はもっと心配しそうなものだ。ところがそうではない。これを見ても、あなたがたの社会では何が優先されているかがよくわかる。ほかの国では、病人や困っているひと、老人、弱者にもっと親切だ。あなたの国では、金持ちや有力者、恵まれた立場にいる者が得をする。アメリカでは、老いて退職した者の八五パーセントは 貧しい暮らし をしている。そういう老人たちや低所得者のかかりつけの医師は、病院の救急センターだ。よほどの緊急事でないかぎり医者にかかろうとしないし、予防医療的なケアはまったく受けてい

黄色のハイライト | 位置: 2,622

金をもっていない人間に何かしてやっても、利益にはならないからね…… 貧しい老人は もう役に立たない……。それが、あなたがたの偉大な社会なんだ─

黄色のハイライト | 位置: 2,629

あなたがたは、浪費と 退廃 の社会に住んでいる。あなたがたの社会は、技術者の言う「計画された陳腐化」を中心に、すべてが組み立てられてきた。自動車のコストは三倍、耐久性は三分の一。衣服は一〇回着たら、ぼろぼろになる。食品には化学物質を添加して、店の棚に長く置いておけるようにし、それで人間の寿命がちぢまることになっても意に介さない。スポーツチームにはばかげた努力の代償として腹だたしいほどの金を支払って応援し、もちあげるが、教師や聖職者、致命的な病気の治療法を発見しようと闘っている研究者には、金を 乞い求めさせておく。スーパーマーケットやレストラン、家庭では毎日、地球の全人口の半分を養えるほどの食べ物が捨てられている。 こう言ったからって、決して責めているのではない。事実を指摘しただけだ。それに、アメリカだけではない。胸の悪くなるような態度は、世界中にひろがって

黄色のハイライト | 位置: 2,639

どこでも、恵まれないひとたちはしいたげられ、生きていくのがやっとで、いっぽう、少数の権力者は富を守りふやし、絹のシーツで寝て、毎朝、金のバスルームを使う。やせおとろえ、骨と皮になった子供たちが、涙にくれる母親の腕のなかで死んでいくというのに、彼らの国の「指導者」たちは政治的腐敗につかり、寄附された食べ物は飢えた大衆の手には届かない。 こんな状況を変える力を誰ももっていないように見えるが、じつは、問題は力ではない。誰も、その 意思 をもっていないらしい。それが問題なのだ。 だから、他人の苦難を自らの苦難と考えないかぎり、いつまでもこのままだろ

黄色のハイライト | 位置: 2,651

自分の家族は 愛しているよ。ただ、誰が家族かということについて、非常に限られた見方をしている。 あなたがたは、自分を人類という家族の一員と見ていない。だから、人類という家族の問題は自分の問題だと思わ

黄色のハイライト | 位置: 2,670

自分の利益を守っているだけだ。 その証拠には、利害関係がないところには関心を もたない。  世界の政治機構は、利己的な動機で動いているというわけだ。ほかにも、目が開かれるようなことがありますか?   世界を変えようと思うなら、目を開かなくてはいけない。他者の利害を自分のものとして考えることだ。それには、世界の現実をもういちど組み立て直し、それに従って行動しなければならない。  世界政府のことをおっしゃっているのですか?  その

黄色のハイライト | 位置: 2,680

世界はそろそろばかなふるまいをやめ、目覚めて、 人類の唯一の問題 は愛の欠落だということに気づいたほうがいい。 愛は寛容を、寛容は平和を生む。不寛容は戦争を生み出し、耐えがたい状況に無関心になる。 愛は無関心ではいられない。どうして、無関心でいられるのかわからない。 人類すべてに対する愛と関心への一番の近道は、全人類を 自分の家族 と考えることだ。 全人類を家族と考える一番の近道は、 分裂をやめること だ。世界の国民国家は 団結すべきだ。  国際連合がありますよ。  国際連合は無力で無能だ。国連を機能させるには、まったく創りなおさなければならない。不可能ではないが、そうとうむずかしいし、めんどうだろ

青色のハイライト | 位置: 2,706

毎年何十億ドルもが──ということは毎月何百万ドルかの、毎週何十万ドルかの、毎日おびただしい金額の金が──システムに吸収されて戻って

黄色のハイライト | 位置: 2,735

いま(この部分をあなたが書いているのは、一九九四年四月二五日だ)、世界中の政府はあわせて毎年一兆ドルを軍備に費やしている。 一分に一〇〇万ドル だ

黄色のハイライト | 位置: 2,741

一つめ、世界中の富と資源を世界中のひとと分かち合い、誰も他人のものを欲しがったり、必要としたりしないですむようにする。そして、誰もが不安や恐怖なしに人間らしく暮らせるようにする。 二つめ、ちがいを解決するシステムをつくり、戦争の必要を──可能性さえもなくして

黄色のハイライト | 位置: 2,746

だ。そのとおりの政治的秩序を築く壮大な実験が行われている。その実験の名は、アメリカ合衆国と

黄色のハイライト | 位置: 2,752

あなたがたの国は、個々の州がゆるやかに連携しあい、まとまりのあるグループを結成して、中央の権威に従うことにしたはじめての事例

黄色のハイライト | 位置: 2,768

彼らは新しい連合体をつくれば失うものよりも 得るもののほう が多いと、市民たちを説得

黄色のハイライト | 位置: 2,772

戦いあうよりも協力しあえば、人びとは以前より安定し、安全になり、繁栄する

黄色のハイライト | 位置: 2,802

「権力者」は すべて の人びとの暮らしを向上させるよりも、自分が力を維持することのほうに関心をもつ。「もてる者」は、世界連合ができれば、必ず「もたざる者」がより豊かになることを 知っている ──「もてる者」は、自分が 代償を支払わされる と信じている──そして、何も手放そうとし

黄色のハイライト | 位置: 2,819

人生最大の幸福が、外部世界での経験──つまり、外側にある物理的な世界──によってのみ、得られるのだとしたら、あなたがたは人間として、あるいは国として、幸福になるために積みあげたものを、 ひとかけらたりとも 手放すまいとするだろう。そして、「もたざる者」が自分の不幸を物質的な欠乏のせいにしていたら、彼らもまた、 罠 に落ちるだろう。つねにあなたがもっているものを欲しがり、あなたのほうはつねに分かち合うことを拒みつづけるだろう。 わたしがさっき、ほんとうに戦争をなくす方法──すべての動乱や平和の欠如に終止符を打つ方法──があると言ったのは、そのことだ。だが、これは霊的な解決だ。 最終的には、 すべての 地政学的な問題は、個人の問題と同様に、霊的な問題に行き着く。 生命 のすべては霊的であり、人生の問題の基礎はすべて 霊的なところにある ── 霊的に解決さ

青色のハイライト | 位置: 2,832

内心の平和を見いだせば、あなたがたは「なしでやっていく」ことができるようになる。つまり、あなたがたは外部世界のものを必要としなく

黄色のハイライト | 位置: 2,855

この単純な──内側に平和を求めて、見いだすという──変化が万人に起これば、すべての戦争はなくなり、世界には永遠の平和が もたらされるだろう。ほかに必要な方策はないし、またありえない。世界平和は個人的なことがらだ! 必要なのは、環境を変化させることではなく、意識を変化させる

青色のハイライト | 位置: 2,870

最も大きな悲劇のさなかに、プロセスの栄光を見なさい。胸を撃ちぬかれて死ぬときですら、またギャングにレイプされているときで

ピンク色のハイライト | 位置: 2,874

大きな悲劇にあったときの課題は、どうやって心をしずめ、 魂 の奥深くへ入っていくか

ピンク色のハイライト | 位置: 2,875

もうコントロールできない、というとき、あなたがたは自動的にそう

ピンク色のハイライト | 位置: 2,879

「恐れるな、わたしがあなたとともに

ピンク色のハイライト | 位置: 2,911

重要なのはたったひとつの問いかけだけだ。そう考えることは、あなたの役に立つか?  あなたが何者であるか、何者になりたいか という観点から見て、その考え方は役に立つか? 世界を見まわして、そう問いかけるべきなのだ。この考え方は、自分たちの役に立つだろう

黄色のハイライト | 位置: 2,915

きわめて高い 形而上 のレベルでは、誰も「不利」ではないことも事実だ。それぞれの 魂 は自分が達成したいと思うことを達成するのに必要な、自分にふさわしいひとや出来事、環境を創り出すからだ。 あなたはすべてを選んでいる。両親。生まれた祖国。あなたが再入場した環境のすべてを選んでいる。同じく、あなたは人生の日と時を通じて選択を続け、 ほんとうの自分 を知るのにぴったりした、過不足ない 完璧 なチャンスが得られるよう、ひとや出来事や環境を創造しつづけて

黄色のハイライト | 位置: 2,924

たとえば、魂は障害のある身体で、あるいは抑圧的な社会や厳しい政治的、経済的環境のなかで仕事をしたいと願うかもしれない。自分が設定した目標を達成するのに必要な環境を創り出すためだ。だから、 物理的な意味 では「不利な」立場に置かれているように見えても、 形而上学的 には的確で完璧な環境なの

黄色のハイライト | 位置: 2,931

あなたが考え、言い、行うことはすべて、あなた自身についての決断の反映であり、 あなたが何者であるかを言明すること、自分がどうありたいかを決定し、実行する行為だということを覚えておきなさい。何度も同じことを言うようだが、あなたがここでするのは、それだけだ

黄色のハイライト | 位置: 2,955

すべてのなかでは、あなたでないものは何もないからだ。 だからわたしは、あなたがたが 体験のなかで自分 を新しく創造し、 知る 方法を編み出した。そのために、あなたがたにつぎのことを与えた。 ①相対性──他者との関係のなかであなたが存在しうるシステムだ。 ②忘却──このプロセスで、あなたは完全な 健忘症 になる。そして、相対性は単なるトリックにすぎず、あなたはすべてであるということが、わからなくなる。 ③意識──これは、あなたが完全な認識に達するまでの状態だ。完全な認識に達したとき、あなたは真実の生きた神になり、自分自身の現実を創造して経験し、その現実を拡大して探求し、自分の意識を新しい限界にまで──あるいは 際限なく ひろげつつ、現実を変化させ、再創造していく。 このパラダイムでは、 意識こそすべてだ。意識──あなたのほんとうの認識──は、すべての真実の基本であり、したがって霊性すべての基本で

黄色のハイライト | 位置: 2,967

いまの自分、 そして こうありたいと思う自分 を 創造 できるようにするためだ。 それが神が神として存在する行為だ。わたしが── あなたを通じて ──わたしとして存在する! これが、人生すべての 要 だ。 あなたを通じて、わたしは 自分が何者であるか、何であるかを 体験する。あなたがいなくても、わたしは知ることができるが、しかし体験はできない。知っていることと体験することとは、まったくちがう。わたしはつねに体験を選ぶ。 あなた を通じて、 選んでいる の

黄色のハイライト | 位置: 2,984

最大の援助は、相手が 自分の足で立てるようにすること、相手に ほんとうの自分 を思い出させることだというのを忘れないよう

黄色のハイライト | 位置: 2,988

不運なひとたちに何をしてやれるか。自分自身を 思い出させることだ。自分自身を思い出させるということは、 新しい精神 で自分を見ることでもある。それに、あなた自身も 新しい精神 で彼らを見なければならない。あなたが不運なひとだという目で見れば、当人もそう思うだろ

黄色のハイライト | 位置: 2,992

イエスがもっていた最大の資質は、万人のほんとうの姿を見ていたことだった。彼は見かけにはごまかされず、たとえ本人が自分はこういう人間だと思っていても、それを信じなかった。イエスはつねにより高い考えをもっていて、ひとにもそうせよと勧めていた。それでいて、彼はひとの選択を尊重した。より高い考えを受け入れろとは言わず、ひとつの提案として示しただけだっ

黄色のハイライト | 位置: 2,995

イエスは 憐れみをもち──ひとが自分は援助が必要なのだと思っていれば、その間違った考えを否定しようとせず、当人なりの現実を愛するがままにして──愛情をこめて、ひとが自分の選択肢を生きる助けをしてやった。ひとによっては、 自分ではない自分 を生きるのが ほんとうの自分 への近道だと、イエスは知っていた。イエスは、その道は不完全だとは言わず、非難もしなかった。それもまた「完璧な」道であると言い、そうしたいひとを助け

ピンク色のハイライト | 位置: 3,013

イエスは、自分が望むやり方ではなく、相手が求めるやり方で助ければ、それぞれに ふさわしい段階で力を与えられる と知ってい

黄色のハイライト | 位置: 3,027

真実の目標は、弱者がますます弱くなることではなく、成長して力をつけること

黄色のハイライト | 位置: 3,120

非原始的な社会では、そんな法律は必要ない。おのおのが自分を律しているから

黄色のハイライト | 位置: 3,129

神の法は、無法だ。あなたがたには理解できないだろうね。 わたしには、何ひとつ必要

ピンク色のハイライト | 位置: 3,156

地球上の誰もが基本的なニーズを満たしていれば──大衆が人間らしい暮らしをし、生きるための闘いをせずにすめば──人類がもっと高貴な目標を追求する道が開けるのではない

黄色のハイライト | 位置: 3,166

社会の進歩の度合いは、最も貧しいひとたちをどう扱っているかでは

ピンク色のハイライト | 位置: 3,174

最も単純に人間らしく暮らすために、どうして働かなくてはならないのか? 誰もが人間らしい暮らしができるはずではないか? どうして「自分で働く」ことと、人間の尊厳とが関係するのか? 基本的な人間の尊厳とは、生まれたときからもっている権利ではないのか? そもそも、 そうあるべき ではないのかな? 最低水準以上のことを望むなら──もっと多くの食べ物、もっと大きな住まい、もっとすばらしい衣服を望むなら──目的を達成しようと自分で努力すればいい。だが、 生きるだけのために 苦労しなければならないのだろう

ピンク色のハイライト | 位置: 3,181

課題とは、万人を平等にすることではなくて、すべてのひとに最低限の人間らしい暮らしを保障すること、そのうえで、それ以上の、何を望むかをそれぞれが選ぶというチャンスを与えること

ピンク色のハイライト | 位置: 3,187

同情心に限度はないし、愛に終わりはなく、神の世界の忍耐は決してつきない。人間の世界でだけ、善に限りがあるのだ。 わたしの世界では、善は限りが

ピンク色のハイライト | 位置: 3,201

しかし、誰かが攻撃してきたら、傷つけたら、損害を与えたら、自分の目的のために殺人すら犯したら、それは悪ではないんですか?  前にも言ったよ。 すべて の攻撃は助けを求める叫びだ。誰も、ほんとうに他者を傷つけたいとは思っていない。傷つける者は──あなたがたの政府もふくめて──欲しいものを獲得するただひとつの手段だと誤解しているから、そうするの

青色のハイライト | 位置: 3,206

何も欲しがるな。 好みで選ぶのはいいが、 必要としてはいけ

ピンク色のハイライト | 位置: 3,208

地政学的に言うなら、世界がひとつとなって、万人の基本的なニーズを満たせばいいのではない

ピンク色のハイライト | 位置: 3,211

実際には、あなたがたはほとんど成長していない。いまだに原始的な、「誰もが自分のためにある」という精神状態でいる。あなたがたは地球をわがものにし、資源を奪い、

ピンク色のハイライト | 位置: 3,213

を搾取し、反対するひとたちの公民権を組織的に 剝奪 して、「過激派」と呼んでいる。それも、あなたがたの利己的な目的のためだ。なぜなら、 ほかの方法では維持できない ライフスタイルを創り出してきたからだ。 毎年、何百万エーカーもの樹木を切り倒さなければ、新聞が印刷できない。地球を包む何マイルものオゾン層を破壊しなければ、ヘアスプレーが使えない。回復不可能なほど河川を汚染しなければ、より大きくて、より良い、より多くの製品を生産できない。そして、あなたがたはいちばん小さな者を──いちばん恵まれず、教育水準が低く、意識も低い者を──不当に働かせなければ、前代未聞の(不必要な) 贅沢 をきわめつつ暮らしてはいけない。最後に、あなたがたは、 自分はそんなことをしていないと否定しなければ、恥ずかしくて生きていけ

ピンク色のハイライト | 位置: 3,222

あなたがたの心には、「シンプルに生きよう。そうすれば、ほかのひともシンプルに生きるかもしれ

ピンク色のハイライト | 位置: 3,231

人類を苦しめている問題は、政府の活動や、政治的な手段によっては解決できない。それは、もう何千年も試みてきたことではないか。変革が可能なのはただひとつ、ひとの心のなかだけ

ピンク色のハイライト | 位置: 3,234

あなたがたは、神を自分たちとはべつの存在と見ることをやめなくてはいけない。それに、お互いどうしがばらばらの存在だと考えることもやめなくてはいけない。 唯一の 解決策は、究極の真実だ。宇宙には、ばらばらに存在するものは何もない。すべては本質的に結びつき、依存しあい、からみあって生命の布を織りなして

ピンク色のハイライト | 位置: 3,238

すべての政府、政治は、この真実を基本にしなければいけない。すべての法は、この真実に根ざしていなければいけない。これが人類の未来の希望だ。地球の唯一の希望

ピンク色のハイライト | 位置: 3,244

でも、全員が一度にそれをしなければ、実現できませんよね。  そのとおり。そこで地球的な意識が必要になる。しかし、そのためにはどうするか?  誰かが始めなくてはならない。 そのチャンスがいまここにある。 あなたは、新しい意識のはじまりになることができる。 あなたは、インスピレーションのもとになることが

ピンク色のハイライト | 位置: 3,248

そうしなくてはいけないのだ。  わたしが、ですか?  ほかに、誰がいる

ピンク色のハイライト | 位置: 3,258

すべての瞬間を、最も高い考え、最も高い言葉、最も高い行いのために使う

ピンク色のハイライト | 位置: 3,260

生きていくなかでふれあったひとすべてに平和をもたらし、それによって、地上に平和をもたらしなさい。 安らかで あり

ピンク色のハイライト | 位置: 3,268

あなたのなかにある最高の真実の生きた例となり

ピンク色のハイライト | 位置: 3,276

あなたの人生を贈り物としなさい。 あなたというひとが贈り物 であること を忘れないように! あなたの人生にかかわってくるすべてのひとに、そして、あなたがかかわりをもつすべての相手にとって、贈り物であり

青色のハイライト | 位置: 3,279

贈り物になれないひとの人生とは、かかわりをもたないように注意し

ピンク色のハイライト | 位置: 3,281

誰かが思いがけなくあなたの人生にかかわってきたら、 そのひとはどんな贈り物を受けとりにやってきたのだろうと考え

ピンク色のハイライト | 位置: 3,284

あなたのところへやってくるひとはみんな、贈り物を受けとりにくるのだ。 それによって、相手はあなたに贈り物をする──あなたの経験、そして 真実のあなた を満足させるという贈り物だ。 この単純な真実がわかれば、すべてのなかで最も偉大な真実が見えてくる。 わたしがあなたのもとへ送るのは天使だけ、それ以外は

黄色のハイライト | 位置: 3,293

相手の力を弱めるような助け方は、決してしてはいけない。絶対に、あなたが必要だと思う助け方を強要してはいけない。まず、あなたは何が与えられるか、すべてを相手に知らせなさい──それから、相手が何を欲しているか、耳を傾けなさい。何を受け入れようとしているかを見つめなさい。 相手が欲しがっている助けを与えなさい。言葉で、あるいは行動で、放っておいてほしいと言っていることだって多い。そういうときは、 あなたが 何かを与えたいと思っても、放っておくことが最高の贈り物になる。 あとになって、何かが必要だ、欲しいということになり、それをあなたに求めてくれば、きっとわかる。そうしたら、与えてやりなさい。 ただし、相手の力を弱めるようなものは与えないように。相手を弱めるものは、依存を生む。 じつは、相手に力を与えるような助け方が 必ず

黄色のハイライト | 位置: 3,301

心からあなたの助けを求めている者の苦境を 無視 するのはよくない。与えすぎるのも与えなさすぎるのも、相手を力づけることになら

黄色のハイライト | 位置: 3,307

あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせてくれた。渇いているときに飲ませてくれた。宿なしだったときに、住まいを与えてくれた。 わたしが裸だったときに、着せてくれた。わたしが病気のときに、見舞ってくれた。わたしが 牢獄 にあるとき慰めてくれた。 すると、彼らはわたしにたずねるだろう。神よ、いつ、あなたが空腹であるのを見て、食べさせてさしあげましたか? いつ、あなたが渇いているのを見て、飲ませてさしあげたのでしょうか? いつ、あなたが宿なしであるのを見て、住まいを与えたでしょう? いつ、裸であるのを見て、衣服をお着せしましたか? いつ、あなたが病気であるのを、あるいは牢獄にあるのを見て、お慰めしたでしょうか──? そうしたら、わたしは答える。 まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う ── わたしのきょうだいのなかの、最も小さい者のひとりにあなたがたがしたことは、わたしにしたことなのである。 これが、わたしの真実であり、それは永遠に変わら

黄色のハイライト | 位置: 3,357

金銭の「 見えない」という性質を排除しなさい。  よくわかりませんが。  ひとは、恥ずかしいこと、ひとに知られたくないことを隠す。だから、多くのひとは自分のセクシュアリティを隠すし、ほとんどのひとは金を隠す。つまり、そういうことをオープンにしない。金銭的なことは自分のプライバシーだと思っている。そこに、問題のたねがあるのだよ。 みんながみんな、ひとの金銭的な状況をすべて知っていたら、あなたの国でも、地球全体でも、かつて見たこともないような大騒動がもちあがるだろう。そのあとには、公正と平等、正直、そして、ほんとうに万人のためになる優先順位に従った行動が生まれるだろう。いま、公正さや平等、誠実さ、その他の共通の善が市場で実現できないのは、金を隠すことがあまりにも簡単だからだ。物理的にも金を 隠す ことができる。それに、頭のいい会計士なら企業の金を「隠し」たり、「消滅」させたりする方法をいくらでも考え出す。 金は隠せるから、ほかのひとがどれくらいもっているか、それをどう使っているかがわからない。それが、 詐欺 と言わないまでも不平等の温床になる。たとえば、企業は同じ仕事をしているひとたちに、まったくちがった給料を支払う。まったく同じ仕事をしているのに、ひとりには年間五万七千ドル払って、もうひとりには四万二千ドルしか払わない。ひとりはあるものをもっているのに、もうひとりはもっていないからだ

黄色のハイライト | 位置: 3,383

すべての金銭の授受が公開されれば、少なくとも賃金差別はむずかしくなるだろうということだ。地球上のすべての職場で、あるいはすべての企業が、従業員の給与を全部公開しなければならなくなったら、どういうことになると思う? 特定の職種の給与 基準 だけでなく、 ひとりひとりに支払われている現実の給与の額だ

黄色のハイライト | 位置: 3,393

金銭の動きをオープンにするだけで、もつとたくさんのことが職場からも、世界からも消えるだろう。考えてごらん。それぞれがどのくらいの金をもっていて、産業や企業、それにエグゼクティヴにどれほどの所得があるか──それぞれが、どんなふうに金を 使っているか ──が正確にわかったら、ものごとは一変するとは思わないか? ちょっと、考えてみてごらん。どんなふうに変わると思う? いちばんはっきりしているのは、ほんとうのことを 知ったら、世界でいま行われていることの九〇パーセントは許されないだろうということだ。社会は、極端に不公平な富の配分を決して許さないだろうし、まして、富を得る手段も、もっと 儲けようというやり方も、具体的な事実を知ったら、決して放ってはおかないだろう。 公共の目という光にさらすことほど、行いを早く改めさせる方法は、ほかにない。だから、アメリカの議事公開法が政治・行政システムの混乱を一掃するのに大きな効果をあげたのだ。公聴会と責任の公開によって、一九二〇年代、三〇年代、四〇年代、五〇年代に地方行政府や学校運営委員会、

黄色のハイライト | 位置: 3,403

などではびこった奇怪な裏取り引きは 撲滅 されただろう。政府ももちろん同じだ。そろそろ、地球上のものやサービスの取り引きにも、一種の「公開法」をとり入れるといいんじゃない

黄色のハイライト | 位置: 3,408

すべてがはっきりと見え、記録をたどることができて、数字を確認できる、オープンな国際通貨制度をつくりなさい。世界規模で新しい通貨をつくり、サービスや商品を提供すれば「貸し方: クレジット」がふえ、使ったサービスや商品の分だけ「借り方:デビット」がふえるようにする。 すべては、この「貸し方」と「借り方」で計算する。投資の見返り、相続財産、 賭けごとの儲け、給料や賃金、チップ、お礼、何でもだ。それに、「貸し方」つまり、クレジットというお金がなければ、何も買えない。ほかには通貨はない。そして、誰の帳簿でも見ることができる。 銀行口座を見ればどんなひとかわかる、と言うね。それに近いシステムになる。少なくとも、いまよりはずっとひとのことがわかる。お互いのことがわかるだけではない。 すべてのことが、もっとよくわかる。企業はどれくらい支払い、使っているか──商品の値段だけではなく、コストもわかる(値札に価格とコストの両方を記さなければならなくなったら、企業はどうするだろう? 価格が下がるだろうか、それとも上がるか! 競争が激化し、公正な貿易が栄えるだろうか? 結果がどうなるか、あなたには想像もつかないだろうね)。 新しい世界補償システム(WCS)のもとでは、「借り方」と「貸し方」の取り引きは、すべてお見通しだ。いつでも、誰でも、他人や企業の帳簿を見ることができる。秘密は何もないし、「プライバシー」で守られることもない。 WCSでは、毎年、 自発的に申し出た ひとの所得から一〇パーセントを差し引く。これは所得税ではないし、納税申告書もないし、税控除もなければ、ずるがしこい「節税手段」もありえない! すべての記録が公開されているから、誰がみんなのために一〇パーセントを提供し、誰がしていないか、すぐにわかる。自発的に提供された分は、投票… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 3,427

世界はそんなシステムには決して賛成しないでしょう。  もちろん、しないよ。どうしてだか、わかるかね? そんな システム だと、 隠れて行動 できなくなるからだ。だが、どうしてそんなことをしたがるのだろう? 教えてあげようか。いまは「得をする」とか「うまく立ちまわる」「うまい汁を吸う」「適者生存」といったことがまかり通る社会に暮らしているからだ。 社会の主な目標が(ほんとうに高度に進歩した社会はどこでもそうだが)、 すべて のひとの生存であり、 すべて のひとが平等に恩恵を受け、人間らしい暮らしをすることだとしたら、秘密も、内緒の取り引きも、 袖の下も、隠し金も、 すべて 必要なくなるだろ

黄色のハイライト | 位置: 3,435

そんなシステムが実現したら、古きよき時代の 腐敗 はもちろん、不公平や不平等もきれいに消え失せるだろう、そうは思わないか? そのシステムの秘密… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 3,441

すべての動きや売買、取り引き、企業活動、価格の選択、賃金交渉、すべての意思決定を下からじっと見られているとなったら、世界の金と権力を握っているひとたちがどうするか、どんなに悲鳴をあげるか、わかるかい? いいかね。オープンに 見せる こと以上の、公正への近道は ない のだ。 オープンに 見せる、「見える」という性質とは、 真実 のことだ。真実を知れば、真実があなたを自由にしてくれる。 政府、企業、権力者はそれを知っている。だから、決して真実を──わかりやすい単純な真実を──政治、社会、経済システムの基本に 据えることを許さ

黄色のハイライト | 位置: 3,448

高度に進歩した社会には 秘密はない。ひとが何をもっているか、いくら稼いでいるか、賃金と税金と厚生年金をどれくらい払っているか、ほかの企業は何をいくらで売買し、いくら利益を得ているか、 すべて がわかる。 すべてだよ。 どうして、高度に進歩した社会ならこうしたシステムが実現するか、わかるかな? 高度に進歩した社会では、 ひとを犠牲にして何かを得ようとする者 は誰もいないからだ

黄色のハイライト | 位置: 3,460

個人的な関係では(じつはすべての関係がそうだが)、自分が損をするのではないかと心配だからだよ。すべてを明かすことによって、何かを 失う のではないか、手に入れそこねるのではないかと不安になる。だが、最高の人間関係では、最高の男女関係ももちろんだが、誰もがすべてを知って

黄色のハイライト | 位置: 3,463

そこでは、オープンに見せる、「見える」という性質は、キーワードではなく、ひとつの 言葉にすぎない。要するに秘密は何もないのだ。何も隠されないし、ごまかしたり、色合いを変えたり、ほかのものに見せかけたりすることもない。秘密も隠しごともない。推測したり、駆け引きしたりすることもない。「けんかをしたり」「やっつけたり」「無視したり」することも

黄色のハイライト | 位置: 3,485

社会全体に「見える」という性質の原則が貫かれたら、どうなるだろう。ほんとうに、それでうまくいくでしょうか?  いいかね。そうすれば、世の中の病の半分は明日にも消えるだろう。世の中の心配ごとの半分、紛争の半分、怒りの半分、欲求不満の半分

黄色のハイライト | 位置: 3,517

真実を話す五つの段階 を復習してごらん。それを暗記して、実行するといい。毎日、真実を求め、真実を語り、真実を生きるのだ。自分自身に対して、人生でかかわりあう相手すべてに対して、それを心がける。それから、裸になる覚悟をしなさい。どうぞ、 見てください と立ち上がり

黄色のハイライト | 位置: 3,532

隠れた課題は撲滅し、すべてが見える社会を築く。何についても、誰に対しても、つねに真実を

黄色のハイライト | 位置: 3,543

顧客には、あなたがつくっている製品やサービスのコストを正直に話しなさい。値札にはコストと価格の両方を表示しなさい。それでも、堂々と値段をつけられるかな? コストと値段を知られたら、「ぼろ儲け」だと思われるのではないかと心配になるかい? 心配なら、「儲けられるあいだに儲けてやれ」というのではなく、まっとうな商売ですと言えるように、価格を考えなおし

ピンク色のハイライト | 位置: 3,554

新しい道になりなさい。高い道になりなさい。大きな道になり

ピンク色のハイライト | 位置: 3,555

そうすれば、心から、 わたしは道であり、生命だ、わたしについてきなさい、と言うことが

ピンク色のハイライト | 位置: 3,570

短期的には、統一された世界政府をつくり、(いまの国際裁判所のように、判決が無視されたりしない)世界裁判所で紛争を解決する、それが答えだろうね。そして、世界平和維持軍をつくって、どんなに強力で影響力が大きな国であろうとも、よその国を攻撃できないように

黄色のハイライト | 位置: 3,575

戦争を 回避する 唯一の道が 戦争 だということもある。好ましくないことが続くのを止めるために、 好ましくないことをしなければならないことがある! この明らかな矛盾も神聖なる二分法の一部だ。つまり、最終的にある状態を実現するには──ここでは「平和」を達成するには──どうしても、まずそれと反対の状態を通らなければならないのだ

黄色のハイライト | 位置: 3,587

だ。 一国が侵略されたら、一六〇か国全部が立ち上がるだろ

黄色のハイライト | 位置: 3,605

これは誰が「一生懸命に」働き、誰が働かないかという問題ではない。それは、議論の単純化だ(「もてる者」はいつも、その手を使う)。意思よりも チャンス の問題であることのほうが多いのだよ。だから、社会秩序をつくり直すためのほんとうの仕事、最初の仕事は、誰でも、どこの国でも平等のチャンスが与えられるようにすることだ。現在、世界の富や資源の大半を所有し、支配している者がそれを手放さないかぎり、これは実現し

黄色のハイライト | 位置: 3,640

世界を戦争の瀬戸ぎわから引き戻し、既存の政治構造の大幅な改革を

黄色のハイライト | 位置: 3,641

提案した勇気ある指導者が、みんな一期しかそれぞれの職を務めず、彼らが引き上げようとした国民自身によって追われているというのは興味深いね。大きなヴィジョンをもっていて、国民よりもはるかに進んでいるためだろう。国民は限られた狭い考え方しかできず、彼らのヴィジョンを実現したら何かを失うということしか想像できないんだ

ピンク色のハイライト | 位置: 3,646

長期的な 解決、つまり 政治的ではない解決が 緒 につかないかぎり、いつまでも事情は同じだろう。その長期的な解決──唯一の真の解決──は、新しい認識、新しい意識だ。すべてがひとつであるという認識、愛の意識だよ。 成功したい、できるだけすばらしい人生を送りたいという意欲のもとは、経済的、物質的に豊かになることであってはいけない。それは、間違っている。優先順位が間違っているから、いまのようなさまざまな問題が起こるの

ピンク色のハイライト | 位置: 3,651

経済的な動機、インセンティヴがなくなって、誰にでも経済的な安定と基本線の物質的満足が保障されたとしても、インセンティヴそのものはなくならない。変化するだけだ。豊かなカと意志力をもちたい、いまのような見えすいた、はかない「偉大さ」ではなく、 真の 偉大さを実現したいということがインセンティヴに

ピンク色のハイライト | 位置: 3,662

良い」というのが、もっと豊かな経験をし、すぐれたほんとうの自分をもっと立派に表現するということなら、そして「人生」が永遠に終わることのない存在のプロセスだと考えるなら、道は開けるだろ

黄色のハイライト | 位置: 3,664

「もっと良い人生」は、物質を集めても実現できない。ほとんどのひとはそのことを知っているし、わかっていると口では言うが、あなたがたの人生は──それに人生を動かしている意思決定は──たいてい「物質」中心で、ほかの何よりも「物質」を大事にしている。あなたがたは物質を欲しがって、そのために働き、手に入れると決して離そうとしない。大半の人間のインセンティヴは もの を獲得することだ。ものを重視しないひとは、簡単に手放すよ。 世界にあるものをすべて手に入れたいということがインセンティヴになっているから、世界はつねに闘争の場になる。人口の 大多数 は、いまだにただ生きのびるために苦闘している。毎日が不安で、必死に暮らしている。頭は根源的、基本的な問題でいっぱいだ。充分な食べ物があるだろうか? 住まいはあるだろうか? 凍えはしないだろうか? 驚くほど 多数 のひとたちが、毎日をそんな不安のうちに過ごしている。毎月、何千人ものひとが 餓死 しているくらいだ。 それよりも少ないが、やっぱり多いのは、なんとか生きることはできても、もう少し楽になりたい──少しばかりの安定と、人間らしい住まいと、今日よりも良い明日を手に入れたい──と考えて苦闘しているひとたちだ。彼らは一生懸命に働き、どうすれば向上できるかといらだっている。彼らの頭も目先の不安でいっぱいだ。 そして、それよりもずっと少ないが、求めるものをすべて手に入れながら──ほかの二つのグループのひとたちが求めるものは何もかももっていながら── さらにもっと多くを手に入れようとしている ひとたちがいる。彼らの頭は、手に入れたものを 手放すまい、そしてもっとふやそうということでいっぱい

黄色のハイライト | 位置: 3,680

さて、この三つのグループのほかに、第四のグループのひとたちがいる。このひとたちは、いちばん少ない。ほんのわずかしかいない。このグループは物質的な欲求から解放されている。彼らは霊的な真実、霊的な現実、霊的な経験にしか関心がない。このグループのひとたちは、人生は霊的な出会い、 魂 の旅だと思っている。そういう姿勢で、人生のすべての出来事にとりくんでいる。そういうパラダイムのなかで、人生の経験をしている。彼らは神を求め、自己を実現し、真実を表現するために闘っている。彼らが成長するにつれて、この闘いは闘いではなく、プロセスになる。(自己を発見するのではなく)自己を定義するプロセス、(学習ではなく)成長のプロセス、そして(行為ではなく)存在のプロセスだ。 何かを求め、努力し、がんばり、 成功する理由が まったくちがってくる。 何かをする理由が変化する。それとともに、何かを「するひと」自体も変化する。理由がプロセスになり、「するひと」は存在者になる。… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 3,692

すべては動き、移り変わる。人生の目的が変化し、人生… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

ピンク色のハイライト | 位置: 3,693

「経済的なインセンティヴ」は変化し、それとともに、世間的な物質を求め、獲得し、守り、ふやしたいという欲求は消える。 偉大さは、どれほどの物質を得たかでは、はかられなくなる。世界の資源は世界中の人びとのものだと考えられるようになる。 万人の 基本的なニーズを満たせる祝福された豊かな世界だから、万人の基本的なニーズは満たされる。 誰もがそれを 望む ようになる。税金を強制することもなくなる。あなたがたは、自分が得たもの、ありあまる富の一〇パーセントを、世界の貧しいひとたちを支えるために 進んで 提供するだろう。 おおぜいの飢えたひとたちを見すごすことは、もうできない。 彼らは食物がないから飢えるのではなく、食物を得られるようにする簡単な政治的メカニズムをつくり出す意思が人間… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

ピンク色のハイライト | 位置: 3,704

新しいインセンティヴとは、わたしが創った存在になること、つまり神性の… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

ピンク色のハイライト | 位置: 3,716

①基本的ニーズの充足 ②向上するチャンス あなたがたの世界は、豊かな資源に恵まれているのに、いまだにこの、簡単な二つのことを実現してい

黄色のハイライト | 位置: 3,718

そのかわりに、何百万ものひとたちを社会的にも経済的にも最下層に押しこめ、放置して平気でいられる世界観をつくりあげている。毎年、何千人ものひとが基本的なニーズを満たされずに、死んでいくままにしている。これほどすばらしい世界なのに、あなたがたは殺しあいを止める方法はおろか、餓死をくいとめる方法すら発見していない。目の前で 子供たち が餓死しているというのに、手をこまねいている。あなたがたに反対するからといって、ひとを殺している。あなたがたは、原始的

黄色のハイライト | 位置: 3,726

まとめてみましょうか。わたしたちが上るべき 梯子 の第一段、すべてのひとにさっきの二つの基本的なことがらを保障する方法は……。  二つの変化を実現することだ。ひとつは政治的なパラダイムの変化、もうひとつは霊的な変化だよ。世界統一政府をめざす運動には、国際紛争を解決する強力な世界裁判所と、自らを統治するために選んだ法律に強制力を与える、平和維持軍がいるだろう。地球上の全国家から二人ずつ代表が集まる世界上院議会と、各国の人口に比例した数の代表が集まる世界下院議会もいるだろうね。  アメリカの連邦議会と同じく、二院制で一方の代表は人口に比例し、もう一方は各州に平等の議決権を与えるというわけです

ピンク色のハイライト | 位置: 3,741

それから──わかりが遅い読者のために、念を押すと──世界政府ができると、どうなりますか? ①国家間の戦争も、紛争を殺人によって解決することもなくなる。 ②絶望的な貧困、餓死、権力者による人間と資源の 搾取 もなくなる。 ③それに、制度的な地球環境の破壊もなくなる。 ④もっと大きく、もっと良く、もっとたくさんという、果てしないあがきからも解放される。 ⑤ すべての ひとに、自己の最高の表現を達成する── 真に 平等な──機会がひらかれる。 ⑥人びとの──家庭で、職場で、政治的システムで、個人的な男女関係において──前進をはばんでいるすべての制限や差別が

ピンク色のハイライト | 位置: 3,760

努力したって神の恵みは得られないし、また、努力する必要もない。なぜなら、あなたがたはすでに神の恵みのなかに

青色のハイライト | 位置: 3,762

あなたがた自身が 与えられない から

ピンク色のハイライト | 位置: 3,765

ひとには生きていく基本的な権利がある。たとえ、 何もしなくても、生きる権利がある。 何も貢献しなくても、生きる権利がある。尊厳をもって生きることは、ひとの基本的な権利である。わたしはあなたがたに、万人が人間らしく生きるのに充分な資源を与えている。あなたがたは分けあいさえすれば

ピンク色のハイライト | 位置: 3,768

でも、それじゃ、ひとはぶらぶらして、「福祉」にすがって、人生を浪費しませんか? それは、どうやって防ぐのですか?  第一に、何が人生の浪費かを判断するのは、あなたがたではない。七〇年間、何もせずに詩を考えていたあげく、何千人もの人びとの理解と洞察の扉を開くようなソネットを、たったひとつだけ生み出したとしたら、その人生は浪費だろうか?  噓 をつき、だまし、何かをもくろみ、被害を与え、あやつり、他人を傷つけて人生を過ごした男が、その結果、ほんとうの自分を──たぶん、生涯をかけて思い出そうとしていた何かを──思い出して、ついに新しいレベルに成長したとしたらどうか? この人生は「浪費」だろうか? 他人の 魂 の旅を判定するのは、あなたの役割ではない。あなたは、自分が何者であるかを決めるべきであって、ほかの誰かが何者であるか、あるいは何者でないかを判定する必要はない。 あなたは、ひとがぶらぶらして、「福祉」にすがって、人生を浪費するのはどうやって防ぐのか、とたずねた。防ぐ方法は何もない、というのが答えだよ。  だが、ほんとうにそれでうまくいくとお思いですか? 貢献をするひとたちが、しないひとたちを恨むようなことはありませんか?  そう、恨むだろうね。そのひとたちが悟りを開いていなければ。しかし、悟りに達したひとたちは、貢献をしないひとたちに大きな 憐れみを感じるだろうが、恨みはしない。  

ピンク色のハイライト | 位置: 3,783

 そう。なぜなら、貢献をするひとたちは、しないひとたちが大きなチャンスと最高の栄光を失っていることを知っているから。 ほんとうの自分 についての 最高の考え を創造し、経験するという栄光だよ。それだけでも、何もせず、怠けることに対する罰としては──もし、… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 3,805

嫉妬はひとを殺すが、羨望は誕生の契機と

黄色のハイライト | 位置: 3,810

豊かな者」と「貧しい者」はいるだろうが、「飢える者」や「極貧の者」はいないだろう。いいかね、人生からインセンティヴが失われるわけではない…… ただ、 絶望が消えるだけ

ピンク色のハイライト | 位置: 3,820

物質的に生存する苦労がなくなれば──わずかばかりの安定を獲得するために、力で成功する必要がなくなれば── すぐれた経験をすることそのもの 以外に、すぐれたことがらを達成し、 傑出 し、すぐれた者になる理由がなくなるからだ。  それだけで、充分な動機になるんですか?  人間の精神が 昂揚 する。真の機会を前にすれば、精神が下落することは決してない。魂はもっと高い経験を求めている。一瞬でも ほんとうのすばらしさ を経験した者は、誰でもそのことを知って

黄色のハイライト | 位置: 3,859

あなたがたが充分に創造的な存在としての経験をすること、それによって ほんとうの自分 を知ること

黄色のハイライト | 位置: 3,890

指針とは、あなたの心に従いなさいということだ。自分自身の 魂 に耳を傾けなさい。 自分自身 の声を聞きなさい。わたしが選択肢を、考え方を、意見を示したとしても、あなたがそれをとり入れる義務はない。反対だったら、 反対すればいい。大切なことだよ。何か、あるいは誰かに対する依存を、 この本への依存 にすりかえるのが 目的ではない のだからね。自分で考えさせたいのだ。 自分自身 で考えること。それがいまのわたしだ。わたしは考えているあなた、考えを声に出している、あなた

黄色のハイライト | 位置: 3,899

あなたがすべてを ── 人生のすべてを ── ここで、いま 創り出しているのだ。あなたが…… あなた自身が…… 創り出して

黄色のハイライト | 位置: 3,914

ここで考えている新しい社会では、あなたがたはできるだけ稼ぐことができるし、自分が得たものを自分でもっていることもできる。ある限度まではね。その限度は適当でいい。みんなが合意するレベル

黄色のハイライト | 位置: 3,916

その限度を超えるぶんは、どうなります?  貢献したのが誰かわかるように、 貢献する者の名前で 世界慈善基金にゆだね

黄色のハイライト | 位置: 3,918

貢献した者はそうしたいと思えば、寄託分の六〇パーセントの使いみちを自分の意思で決めることができるから、自分の金を使いたいところに使うという満足感を

黄色のハイライト | 位置: 3,928

人生の活動を 絶対的な喜び だと思う者は、やめないだろうね。  みんながみんな、そんな楽しい仕事ができるわけじゃないですよ。  いや、そうじゃない。誰にでもできる。 職場の喜びは、何をするかとは関係なく、何を目的としているかによって決まる。 午前四時に起きて赤ちゃんのおむつをかえる母親なら、そのことをよく知っているよ。彼女は鼻歌まじりで赤ちゃんに話しかけるだろう。それを見て労働だなどと思う者は誰もいはしまい。 どんな姿勢でとりくみ、どんな気持ちで、どんな目的でしているか、それによって活動が真の喜びになる。前にも母親の例を出したが、それは、子供への母親の愛が、わたしが話していることに、いちばん近いから

黄色のハイライト | 位置: 3,938

とんでもない大金を稼ぐ機会も冒険の機会もある。所有できる所得の上限は非常に高く、平均的なひとが必要とする最大限のそのまた一〇倍よりもさらに大きい。それに、所得に制限はないのだよ。ただ、個人が使うため

黄色のハイライト | 位置: 3,940

とっておく額に制限がある

黄色のハイライト | 位置: 3,943

人生の最高の目的は莫大な富をためこむことではなく、偉大な善をなすことだという認識、さらにその認識から生じるもうひとつの認識、つまり富の分配ではなく 集中 が、いちばん 執拗 で破壊的な社会的、政治的ジレンマの唯一最大の原因だという認識を反映することに

黄色のハイライト | 位置: 3,967

何百万人もの貧しい人が救急病院にでもかつぎこまれないかぎり、医者に診てもらうことができない。なのに誰ひとり、 医師個人 を指して「あなたのしわざだ。あなたの責任だ」と言うことはできない。 責めを負うべき医師 は誰もいないが、しかし すべての医師 がそのおかげで得をしている。医療専門家全部が──それに関連の産業が──差別する 制度 のおかげで、前代未聞の利益をあげている。しかも、これは「システム」が豊かな者をさらに豊かに、貧しい者をさらに貧しくしているほんの一例にすぎない。 要するに、そうした社会構造を支えているのも、 少しでも変えようとする試みにかたくなに反対しているのも、金持ちと権力者だということ

黄色のハイライト | 位置: 3,974

彼らは、すべてのひとに真の機会とほんとうの尊厳を与えようとする政治的、経済的な試みのすべてに反対する。

黄色のハイライト | 位置: 3,976

や権力者の大半は、ひとりひとりをとれば感じのいい人たちで、憐れみや共感もひとなみにもっている。だが、年間所得の制限といった、 彼ら の立場をおびやかす考え方を示されると、権利の侵害だの「アメリカ方式」の破壊だの、「インセンティヴが奪われる」だのと文句を

黄色のハイライト | 位置: 3,982

地球の資源は──制度的にしいたげられつづけ、言葉にできないほど貧しい大衆の 労働の成果もふくめて ──世界中のひとのものであって、金持ちや権力者だけのものでは

黄色のハイライト | 位置: 4,005

だから──自分の道を──進みなさい。そして、ソフトドリンクの売り上げを伸ばした企業のエグゼクティヴに七千ドルのボーナスが支払われ、一方では七千万人のひとがその商品を飲むこともできないほど、まして健康に暮らすための食事などできないほど貧乏なのを放っておく、恥ずべき社会経済システムについては、黙っているがいい。このシステムを恥ずべきだと 思わなくていい。それが 自由市場経済 の世界だと、誰にでも胸を張って 自慢すればいい。ただし、こう書かれているのだよ。 ─── もし、あなたが完全になりたいなら、 帰って、あなたの持ち物を売り払って、貧しい人たちに与えなさい。 そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。 そのうえで、わたしについてきなさい。 ところが、青年はこの言葉を聞くと、悲しんで去っていった。 この人は、多くの財産をもっていたからで

黄色のハイライト | 位置: 4,021

わたしが送っている考えを、あなたはあなた自身の経験、あなた自身の真実、あなた自身の理解、あなた自身の決断と選択、ほんとうの自分とは何者か、何者であろうと選択するかというフィルターを通じて受けとっているのだよ。ほかの受けとり方はありえないし、また、あるべきでもない。  ええ、またですか。この考え方や感じ方は あなた のものではなく、 この本全体 が間違っているかもしれないとおっしゃるんですか? あなたとの対話というこの体験自体が、 わたしの 考えや感情の積み重ね以外の何ものでもないとおっしゃるんですか?  わたしがあなたの考えや感情を与えているという可能性を考えてごらん(そうでなければ、考えや感情はどこから来ると思う?)。わたしが一緒に、あなたの経験を創り出していると考えてごらん。わたしがあなたの決断や選択や宣言の一部だと考えてごらん。この本ができるずっと前から、ほかの多くのひとたちと並んで、あなたがメッセンジャーに選ばれていたという可能性を考えてごらん。  そんな、信じられない

ピンク色のハイライト | 位置: 4,037

地球に必要なのは、意識の大幅な変化だ。あなたがたの認識の変化だよ。すべての生命に対する新たな尊敬、そしてすべての相互関係に対する深い理解

黄色のハイライト | 位置: 4,146

説明しなければならないのは、おのずから明らかでないことだけ

黄色のハイライト | 位置: 4,175

よ。しかも、たった一日の新聞だ、そうだろう? もういちど言おう。あなたがたの世界の経済的、政治的、社会的、宗教的システムは 原始的 だ。わたしはそれを毛ひとすじも変えようとは思わない。 理由はさっき言ったね。わたしが定めた最高の目標を経験するには、あなたがたはこうしたことがらについて 自由な選択肢 と 自由な意思 をもたねばならない。最高の目標とは、創造者としての自分を知ることだ。 何千年かが過ぎたいま、あなたがたが達したのはここまでだ。これがあなたがたの創造した世界だ。腹が立たない

黄色のハイライト | 位置: 4,188

この本でくり返しおっしゃっている、意識の大規模な変化はどうすれば 実現 できるんでしょうか?  少しずつ、ゆっくりと起こりつつあるよ。わたしたちは、人類の体験という 花崗岩 から、いらない部分を少しずつ削りとっている。彫刻家がノミをふるって、やがて美しい彫像をつくりあげるよう

ピンク色のハイライト | 位置: 4,206

あなたがたの未来は

ピンク色のハイライト | 位置: 4,206

あげていくものだ。思いのままに創りあげ

ピンク色のハイライト | 位置: 4,228

偉大な真実とは、重要なものは何もないということ

黄色のハイライト | 位置: 4,248

一〇億年の進化のなかで、七五年か一〇〇年前に、とつぜん、巨大な「爆発的な理解」が生じたなんて、不思議だとは思わないか? ラジオからレーダー、ラジオニクスにいたる進歩が、 いまの人間が生きているうちに 実現してしまうなんて、 異例だとは思わないか? これほど大規模な、すさまじい進歩が短期間に起こるなんて、理屈からいってもおかしいとは思わないか?  何がおっしゃりたいんですか?  誰かが助けてくれたのではないかと考えてごらん、と言っているのだよ。  もし、技術的に「助け」られたのなら、どうして、精神的にも助けてはもらえないんでしょう? どうして、「意識」についても支援が得られないんですか?  得ているよ。  え?  この本を何だと思っている? それに、毎日新しい思いつき、新しい考え、新しい概念が目の前に現れているではないか。 地球全体の意識変化のプロセス、精神的認識の向上のプロセスはゆっくりしている。時間と忍耐がいるのだよ。いくつもの生涯、いくつもの世代が必要なのだ。だが、ゆっくりとではあれ、あなたがたは前進している。徐々に変化している。静かに変わりつつ

黄色のハイライト | 位置: 4,261

地球外の生物が助けてくれているとおっしゃるのですか?  もちろん。彼らはあなたがたのなかに、おおぜいいる。何年もあなたがたを助けて

黄色のハイライト | 位置: 4,276

判定しないこと。どんな者でも、自分なりの宇宙モデルにてらせば、何も間違ったことはしてい

黄色のハイライト | 位置: 4,283

あなたが考えることが実現される。何かを恐れれば、その何かを引き寄せることになる。抵抗すれば、相手は存続する。あなたが目を向ければ消える──望めば、すべてを再創造することも、あなたの経験から永遠に消滅させることもできる。あなたは自分で選ぶことを経験

黄色のハイライト | 位置: 4,299

世界の問題や紛争の、全部とは言わないまでも、大半は、あなたがたが社会全体として、つぎの二つを実行すれば解決する。 ①ばらばらだという概念を捨てること。 ②「見える」という性質、つまり、はっきりと見せるという概念を採用する

黄色のハイライト | 位置: 4,312

他者にすることは自分にすることであり、他者にしてやれないことは自分にしてやれないことであり、他者の苦痛は自分の苦痛であり、他者の喜びは自分の喜びであり、他者の一部を否定することは自分の一部を否定するものだということ

青色のハイライト | 位置: 4,318

ばらばらに分裂しているという幻想をふたたび、生きるとしても、自分自身を新たに創造する 道具 として幻想を使いなさい。そうすれば、はっきりと目を開いていくつもの人生を通っていくことができる。すると幻想を幻想と見ることができ、経験して楽しみたいと思う自分自身の一面を明るく楽しんでも、それを現実として受け入れることはもうないだろう。自分自身を新たに創り出すために 忘却 という手段に頼る必要はなくなり、意識して分裂を 利用 し、はっきりした理由で、はっきりした目的のために 分裂した者 として現れるだろ

黄色のハイライト | 位置: 4,324

また、完全に悟りに達したとき──つまり、ふたたび光に満たされたとき──あなたはほかのひとたちを目覚めさせるために、物理的な人生に戻ろうと決意するかもしれない。新しい自分自身の側面を創造し、経験するためではなく、ほかのひとたちに見せるために、この幻想の場に真実の光をもたらすために、物理的な人生に戻ることを選ぶかもしれない。そのとき、あなたは「光の使者」になる。そのとき、あなたは目覚めの一部になる。これまでも、そういうひとたちはいたの

黄色のハイライト | 位置: 4,353

それじゃ、 仏陀 やクリシュナ、イエスは、宇宙人なんですか?  あなたが言ったのだよ。わたしでは

青色のハイライト | 位置: 4,384

かつて在り、いま在り、これから在るものはすべて ── すべてだよ ──たったいま 存在する。だから、すべては…… 存在する。しかし、 そのすべては つねに 変化 している。生命はつねに創造が 進行するプロセス だからね。 だから、ほんとうの意味では、 在るものは…… 存在し

青色のハイライト | 位置: 4,389

存在は決して同じではない。 つまり、 存在するものは存在し

黄色のハイライト | 位置: 4,403

でも、どうして宗教のことは忘れろとおっしゃったんですか?  なぜなら、あなたがたのためにならないから。いいかな、組織的宗教が成功するためには、ひとに宗教が 必要 だと思わせなければならない。ひとに何かを信じさせるためには、自分自身への信頼を失わせなければならない。 だから、組織的宗教の第一の仕事は、あなたがたに自分自身への信頼を失わせることなのだ。 二つめの仕事は、あなたにはない回答を宗教がもっていると思わせることだ。 そして三つめ、最も大切な仕事は、その回答をあなたがたに何の疑問もなしに受け入れさせることだ。 もし疑問をもてば、あなたがたは考えはじめる! 考えれば、自らの内なる源へと戻っていく。 それでは、宗教は困る。宗教が与える答えとべつの答えを出すかもしれないから。だから、宗教はあなたがたに自分自身を疑わせる必要がある。すなおに考える力を疑わせる必要が

黄色のハイライト | 位置: 4,448

聖なる自分自身を信じ

黄色のハイライト | 位置: 4,451

神はすべてだし、 すべてになれる。神にありえないことはないし、神が自らを経験するとき、神はあなたにおいて、あなたとして、あなたを通して経験して

黄色のハイライト | 位置: 4,474

あなたがたとわたしの合一は完成されている。これまでも、いまも、そしてこれからいつ

ピンク色のハイライト | 位置: 4,475

あなたとわたしは、ひとつだ。いまも、そして永遠に。 さあ、行きなさい。そしてあなたの人生で真実を語りなさい。 毎日を、毎夜を、あなたのなかの最高の考えの反映にしなさい。あなたの、いまという一瞬一瞬を、あなたを通して神が現れるというすばらしい歓喜で満たしなさい。人生でいきあうひとたちへの永遠の、無条件の愛の表現を通して。 闇 を 呪わず、闇を照らす光になりなさい。 光の使者になりなさい。 あなたは光の使者だ。 だから、光の使者になり

黄色のハイライト | 位置: 4,510

デニス・ウィーヴァーが設立した「エコロノミクス

黄色のハイライト | 位置: 4,521

マイケル・ラーナーが創立した倫理と意義のための

黄色のハイライト | 位置: 4,531

マイケルは『意義の

黄色のハイライト | 位置: 4,557

宝はいつも、答えではなくて問いかけのなかにある。この本は答えを採用せよと言っているのではなく、引きつづき、たえまなく問いかけよと言って

黄色のハイライト | 位置: 4,565

ナンシーとわたしが設立した、リクリエーション(


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