お金や全ての公開法律

黄色のハイライト | 位置: 3,357
金銭の「 見えない」という性質を排除しなさい。  よくわかりませんが。  ひとは、恥ずかしいこと、ひとに知られたくないことを隠す。だから、多くのひとは自分のセクシュアリティを隠すし、ほとんどのひとは金を隠す。つまり、そういうことをオープンにしない。金銭的なことは自分のプライバシーだと思っている。そこに、問題のたねがあるのだよ。 みんながみんな、ひとの金銭的な状況をすべて知っていたら、あなたの国でも、地球全体でも、かつて見たこともないような大騒動がもちあがるだろう。そのあとには、公正と平等、正直、そして、ほんとうに万人のためになる優先順位に従った行動が生まれるだろう。いま、公正さや平等、誠実さ、その他の共通の善が市場で実現できないのは、金を隠すことがあまりにも簡単だからだ。物理的にも金を 隠す ことができる。それに、頭のいい会計士なら企業の金を「隠し」たり、「消滅」させたりする方法をいくらでも考え出す。 金は隠せるから、ほかのひとがどれくらいもっているか、それをどう使っているかがわからない。それが、 詐欺 と言わないまでも不平等の温床になる。たとえば、企業は同じ仕事をしているひとたちに、まったくちがった給料を支払う。まったく同じ仕事をしているのに、ひとりには年間五万七千ドル払って、もうひとりには四万二千ドルしか払わない。ひとりはあるものをもっているのに、もうひとりはもっていないからだ

黄色のハイライト | 位置: 3,383
すべての金銭の授受が公開されれば、少なくとも賃金差別はむずかしくなるだろうということだ。地球上のすべての職場で、あるいはすべての企業が、従業員の給与を全部公開しなければならなくなったら、どういうことになると思う? 特定の職種の給与 基準 だけでなく、 ひとりひとりに支払われている現実の給与の額だ

黄色のハイライト | 位置: 3,393
金銭の動きをオープンにするだけで、もつとたくさんのことが職場からも、世界からも消えるだろう。考えてごらん。それぞれがどのくらいの金をもっていて、産業や企業、それにエグゼクティヴにどれほどの所得があるか──それぞれが、どんなふうに金を 使っているか ──が正確にわかったら、ものごとは一変するとは思わないか? ちょっと、考えてみてごらん。どんなふうに変わると思う? いちばんはっきりしているのは、ほんとうのことを 知ったら、世界でいま行われていることの九〇パーセントは許されないだろうということだ。社会は、極端に不公平な富の配分を決して許さないだろうし、まして、富を得る手段も、もっと 儲けようというやり方も、具体的な事実を知ったら、決して放ってはおかないだろう。 公共の目という光にさらすことほど、行いを早く改めさせる方法は、ほかにない。だから、アメリカの議事公開法が政治・行政システムの混乱を一掃するのに大きな効果をあげたのだ。公聴会と責任の公開によって、一九二〇年代、三〇年代、四〇年代、五〇年代に地方行政府や学校運営委員会、

黄色のハイライト | 位置: 3,403
などではびこった奇怪な裏取り引きは 撲滅 されただろう。政府ももちろん同じだ。そろそろ、地球上のものやサービスの取り引きにも、一種の「公開法」をとり入れるといいんじゃない

黄色のハイライト | 位置: 3,408
すべてがはっきりと見え、記録をたどることができて、数字を確認できる、オープンな国際通貨制度をつくりなさい。世界規模で新しい通貨をつくり、サービスや商品を提供すれば「貸し方: クレジット」がふえ、使ったサービスや商品の分だけ「借り方:デビット」がふえるようにする。 すべては、この「貸し方」と「借り方」で計算する。投資の見返り、相続財産、 賭けごとの儲け、給料や賃金、チップ、お礼、何でもだ。それに、「貸し方」つまり、クレジットというお金がなければ、何も買えない。ほかには通貨はない。そして、誰の帳簿でも見ることができる。 銀行口座を見ればどんなひとかわかる、と言うね。それに近いシステムになる。少なくとも、いまよりはずっとひとのことがわかる。お互いのことがわかるだけではない。 すべてのことが、もっとよくわかる。企業はどれくらい支払い、使っているか──商品の値段だけではなく、コストもわかる(値札に価格とコストの両方を記さなければならなくなったら、企業はどうするだろう? 価格が下がるだろうか、それとも上がるか! 競争が激化し、公正な貿易が栄えるだろうか? 結果がどうなるか、あなたには想像もつかないだろうね)。 新しい世界補償システム(WCS)のもとでは、「借り方」と「貸し方」の取り引きは、すべてお見通しだ。いつでも、誰でも、他人や企業の帳簿を見ることができる。秘密は何もないし、「プライバシー」で守られることもない。 WCSでは、毎年、 自発的に申し出た ひとの所得から一〇パーセントを差し引く。これは所得税ではないし、納税申告書もないし、税控除もなければ、ずるがしこい「節税手段」もありえない! すべての記録が公開されているから、誰がみんなのために一〇パーセントを提供し、誰がしていないか、すぐにわかる。自発的に提供された分は、投票…
エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 3,427
世界はそんなシステムには決して賛成しないでしょう。  もちろん、しないよ。どうしてだか、わかるかね? そんな システム だと、 隠れて行動 できなくなるからだ。だが、どうしてそんなことをしたがるのだろう? 教えてあげようか。いまは「得をする」とか「うまく立ちまわる」「うまい汁を吸う」「適者生存」といったことがまかり通る社会に暮らしているからだ。 社会の主な目標が(ほんとうに高度に進歩した社会はどこでもそうだが)、 すべて のひとの生存であり、 すべて のひとが平等に恩恵を受け、人間らしい暮らしをすることだとしたら、秘密も、内緒の取り引きも、 袖の下も、隠し金も、 すべて 必要なくなるだろ

黄色のハイライト | 位置: 3,435

そんなシステムが実現したら、古きよき時代の 腐敗 はもちろん、不公平や不平等もきれいに消え失せるだろう、そうは思わないか? そのシステムの秘密… エクスポートの制限に達したため、一部のハイライトが非表示になっているか、省略されています。

黄色のハイライト | 位置: 3,441

すべての動きや売買、取り引き、企業活動、価格の選択、賃金交渉、すべての意思決定を下からじっと見られているとなったら、世界の金と権力を握っているひとたちがどうするか、どんなに悲鳴をあげるか、わかるかい? いいかね。オープンに 見せる こと以上の、公正への近道は ない のだ。 オープンに 見せる、「見える」という性質とは、 真実 のことだ。真実を知れば、真実があなたを自由にしてくれる。 政府、企業、権力者はそれを知っている。だから、決して真実を──わかりやすい単純な真実を──政治、社会、経済システムの基本に 据えることを許さ

黄色のハイライト | 位置: 3,448

高度に進歩した社会には 秘密はない。ひとが何をもっているか、いくら稼いでいるか、賃金と税金と厚生年金をどれくらい払っているか、ほかの企業は何をいくらで売買し、いくら利益を得ているか、 すべて がわかる。 すべてだよ。 どうして、高度に進歩した社会ならこうしたシステムが実現するか、わかるかな? 高度に進歩した社会では、 ひとを犠牲にして何かを得ようとする者 は誰もいないからだ

黄色のハイライト | 位置: 3,460

個人的な関係では(じつはすべての関係がそうだが)、自分が損をするのではないかと心配だからだよ。すべてを明かすことによって、何かを 失う のではないか、手に入れそこねるのではないかと不安になる。だが、最高の人間関係では、最高の男女関係ももちろんだが、誰もがすべてを知って

黄色のハイライト | 位置: 3,463

そこでは、オープンに見せる、「見える」という性質は、キーワードではなく、ひとつの 言葉にすぎない。要するに秘密は何もないのだ。何も隠されないし、ごまかしたり、色合いを変えたり、ほかのものに見せかけたりすることもない。秘密も隠しごともない。推測したり、駆け引きしたりすることもない。「けんかをしたり」「やっつけたり」「無視したり」することも

黄色のハイライト | 位置: 3,485

社会全体に「見える」という性質の原則が貫かれたら、どうなるだろう。ほんとうに、それでうまくいくでしょうか?  いいかね。そうすれば、世の中の病の半分は明日にも消えるだろう。世の中の心配ごとの半分、紛争の半分、怒りの半分、欲求不満の半分

黄色のハイライト | 位置: 3,517

真実を話す五つの段階 を復習してごらん。それを暗記して、実行するといい。毎日、真実を求め、真実を語り、真実を生きるのだ。自分自身に対して、人生でかかわりあう相手すべてに対して、それを心がける。それから、裸になる覚悟をしなさい。どうぞ、 見てください と立ち上がり

黄色のハイライト | 位置: 3,532

隠れた課題は撲滅し、すべてが見える社会を築く。何についても、誰に対しても、つねに真実を

黄色のハイライト | 位置: 3,543

顧客には、あなたがつくっている製品やサービスのコストを正直に話しなさい。値札にはコストと価格の両方を表示しなさい。それでも、堂々と値段をつけられるかな? コストと値段を知られたら、「ぼろ儲け」だと思われるのではないかと心配になるかい? 心配なら、「儲けられるあいだに儲けてやれ」というのではなく、まっとうな商売ですと言えるように、価格を考えなおし

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