働くこと

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あなたがたの社会でいう「作業」、そういう概念はほとんどのHEBには存在しない。仕事は遂行されるし、活動も行われるが、純粋に自己の最高の表現としてしたいことをする、というのが基本

ピンク色のハイライト | 位置: 4,973

 そもそも、「ひとがいやがる肉体労働」という概念がないんだよ。あなたがたの社会で言う「肉体労働」は、高度に進化した存在のあいだでは、最も名誉ある仕事であることが多い。社会が存続し、機能するために「必要な」毎日の仕事を遂行するHEBは、すべてに奉仕して最も高い報酬が得られ、最も尊重される「労働者」だ。ここで「労働者」という言葉をカッコつきで使ったのは、HEBにとってそれは「労働」ではなく、高度な自己表現だからだ。 自己表現──それをあなたがたは仕事と呼ぶ──

ピンク色のハイライト | 位置: 4,979

にはない。「単調で骨が折れる」仕事や「時間外労働」「プレッシャー」といったあなたがたが自分で創り出す経験を、高度に進化した存在は選ばない。彼らは、「ひとを出し抜く」「トップに上りつめる」「成功する」といったことを考えないからだ。あなたがたの「成功」という概念そのものが、HEBには異質だ。だから、その反対(「 失敗」)も、存在しない。  それじゃ、HEBはどうやって達成感とか、完成の喜びを味わうんですか? 「競争」「勝利」「敗北」といった価値システムを中心につくりあげられたしくみとは関係ない。人間の社会や活動の大半は──学校でさえというか、学校までが──そうだが。HEBは社会にとってほんとうに価値あることを充分に理解し、心から評価し、感謝することを通じて達成感を味わう。達成とは「価値を実現」することであり、「価値はともかく、『名声』や『富』を得る」ことでは

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 そうだろうが、何が「ためになるか」という考え方がまるでちがう。あなたがたは、バットを握った相手に白い球を投げるほうが、あるいはスクリーンで服を脱ぐほうが、子供たちに生命の偉大な真実を教えたり、霊的な源泉に導くよりも、社会のためになると考えているようだ。だから、野球選手や映画スターのほうが、教師や聖職者よりもたたえられ、高い報酬を得る。社会がめざすという方向から考えれば、すべてが逆さまだ。 あなたがたの観察力はあまり発達していないな。

ピンク色のハイライト | 位置: 4,995

EBはつねに「あるがまま」を見て、「役に立つこと」をする。人類はめったにそうしないね。 HEBは、教師や聖職者の仕事が「倫理的に正しい」から、尊重するのではない。社会のめざす方向から見て、 それが「役に立つ」 から尊重する。  しかし、価値構造があるとしたら、「もてる者」と「もたざる者」がいるはずです。HEBの社会では、豊かで有名なのは教師で、貧しいのは野球選手なんでしょうか。  HEBの社会には、「もたざる者」は いない。あなたがたの社会のように、おおぜいのひとがみじめなどん底で暮らすこともない。また、毎時間四〇〇人の子供が、そして毎日三万人が餓死する地球とちがって、飢え死にする者は誰もいない。人間の労働の文化のように、「静かな絶望」の暮らしもない。いや、HEBの社会には「窮乏」もないし、「貧乏人」もい

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